ZAITEN
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『ZAITEN』
2009年01月号 定価:630円
※全国書店でお求めください。



刺激的な経済情報満載!
今月号もホットな話題を
続々お届けします。

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特集:
合併企業「人事の光と影」
 ときには持てる武器をより強力にするために、ときには時代の趨勢から、そしてあるときは生き残りをかけて――。
 企業は合併する。
 異なる社風、格差ある給与、かかるあらゆるコストを調整し両社は結ばれる。そこでは役員、社員、株主の考えや意見は黙殺され、新たなる経営目標に邁進することになるが、そのさまはまさに歌川国芳が表現した寄せ絵のように、大勢の人が合わさって作り出された産物なのだが、1人でも手を放したら、気を緩めたら、もろくも崩れ落ちる危険性をも孕んでいる。
 この寄せ絵に国芳は「みかけはこわいがいいひとだ」というタイトルをつけたが、合併企業は?みかけはいいがもろい会社だ?というところは少なくない。

特集:
対等合併をするなら委員会設置会社の形態を選択すべし
経済評論家 大塚将司

特集:
アメリカ型の『合併』は風土の違う日本企業になじまない
アローコンサルティング事務所代表 箭内昇

特集:
新たな合併のドラマが始まる
「パナソニック‐三洋電機」統合
ジャーナリスト 北村信哉

特集:
三菱UFJ 
システム統合完了後に始まるUFJ行員の駆逐
統合から3年、相次ぐ不祥事やシステム統合の延期と内向きの対応に追われてきた三菱UFJ。モルガン・スタンレーへの出資やシステム統合の完了で新たな経営段階に突入する。同時に、合併人事においても新局面に移行しそうだ。

特集:
みずほ
齋藤CB頭取の後任人事で
「富士・一勧」が目論む
クーデター計画
「前田」、「齋藤」、「杉山」――。トップ3の在任期間はすでに4年〜6年が経過した。不祥事が起きるたびに責任をとるのは常に「ナンバー2以下」というみずほグループ。今春の人事をめぐる抗争と確執の全内幕をレポートする。

特集:
三井住友銀行
旧行意識を自然淘汰させた
住友のDNA
抜群の営業力を誇る三井住友銀行。力の源泉は、伝統的に意思決定の速さを身につけている旧住友銀行の強烈な行風にある。課題は、ゆうちょ銀行との友好関係維持と信託銀行のグループ化だ。

特集:
あいおい損保
「血の粛清」受けた旧・千代田「復権への遠い道のり」
「血の粛清」受けた旧・千代田「復権への遠い道のり」
2001年の「9・11同時多発テロ事件」。海の向こうで起きたおぞましい事件だが、この事件をきっかけに社員の人生が大きく狂わされた会社がある。それが大手損保の一角に名を連ねるあいおい損害保険だ。

特集:
三越伊勢丹
伊勢丹が切り込む
「三越のプライド」
2008年4月1日、日本最大の百貨店が誕生した。その名も「三越伊勢丹ホールディングス」。経営統合以前から、三越と伊勢丹両社の不協和音を囁かれていたが、統合半年を経て、双方の対立は決定的になった。


特集:
KDDI 
「寄り合い所帯」特有の人事で急速に「若さ」を消失 
かつて、どぶ板を踏んで営業したと言われるDDIは野武士集団として恐れられていた。KDD、IDOを吸収してNTTの最大の対抗勢力となったKDDIだが、このところ社内には事なかれ主義が蔓延している。社内抗争と既得権益に腐心する“ミニNTT”に将来はあるのか。

レポート:東京都、JR東日本、JR東海が支配権を狙う
東京メトロ
「株式上場」の憂鬱
世界の鉄道会社の中でも、その優良さが際立つ東京メトロ。2010年度には株式上場を目指す。だが「筋金入りの民営化論者」と評される梅崎壽社長にとって都営地下鉄との統合を言い寄る石原慎太郎東京都知事、上場後の大株主を目論むJR東日本・JR東海は気がかりの種だ。

レポート:総務省・親NTT審議官は事務次官になれるか
政権交代が明暗分ける
日本郵政・NTTの
「再統合」
ジャーナリスト 布目駿一郎
解散総選挙はいつなのか――、総務省の鈴木康雄総務審議官は焦がれている。次期政権の行方に自らの事務次官昇格と旧郵政官僚の復権がかかっているのだ。背後には小泉改革の揺り戻し、すなわち日本郵政とNTTの「再統合」の思惑が蠢く。

レポート:想定外の「破綻第1号」の余波
パンドラの箱と化した
「J-REIT」の暴発
ジャーナリスト 大江宏志
10月9日、ニューシティ・レジデンス投資法人が民事再生の適用を申請。REIT市場初の破綻となった。しかし、いまや市場は“その次”を探し始めている。「リスクはほとんどない」とされてきたREITに何が起きようとしているのか・・・。

レポート:今となっては「トンデモ主張」
米国の金融技術を賞賛した
「市場原理主義者たち」の大罪
ジャーナリスト 小島 誠
「サブプライムローン問題」、「リーマン・ショック」をきっかけに、全世界へ広がった米国発の金融危機。小泉改革全盛期の2000年初頭、金融市場の全面的な規制緩和を唱えた「市場原理主義者」たちの言説は、いったい何だったのか。

レポート:浮上見えず7期連続赤字は必至
ウォルマート好調の裏で
再燃した「西友身売り」
ジャーナリスト 田中幾太郎
大恐慌を逆手にとり快進撃を続ける世界最大の小売業「ウォルマート」の懸案は日本市場。橋頭堡と目論み完全子会社化した西友は毎年数億ドルの赤字を垂れ流し、2009年中の身売りも囁かれる。

レポート:公認会計士・細野祐二が読み解く
食用きのこ・ホクトの
「減価償却費マジック」
設備投資しても原価償却が減っていくという、不可思議な事象が起きている。マジックマッシュルームによる幻覚をみているのか。平成11年からほぼ右肩上がりで伸び続け、純利益も高い水準を保つ。同時に毎年のように新設する工場、この18年間に16もの数を増やした――。

レポート:人材流出に顧客の不安――
変額年金保険シェアトップの
ハートフォード生命
“第2のAIG生命”への危険度
ジャーナリスト 坂田晃
「保険の顔を持った投資信託」は例外ではなく、アメリカ発の金融危機の煽りを受けた。だが、ハイリスクな金融商品を強引に売り出したこの生保トップによる経営のつまずきだった。

レポート:多重債務者が殺到するカード
りそな銀行も参入する
「VISAデビッド」の落とし穴
報道記者 森 史雄
世界ブランドのデビットカード「VISAデビット」が本格始動する。口座残高の範囲内が上限で、使いすぎの心配がないうえ、暗証番号の入力のみで買い物ができる気軽さが魅力だが、多重債務者もつくれるなど、懸念材料も多い。

レポート:移転計画下で進行する水産業界再編
「築地市場」卸業者を
買い占める外資の狙い
フリーライター 天野隆介
東京都・豊洲地区への移転問題で揺れる「築地市場」。場内で水産物の販売を手がける水産卸会社の株が外資に買い占められていることが判明し、水産関係者の話題となっている。狙いはなにか。背後に大手量販店の存在もささやかれている。

レポート:「存在意義」消失
会員減少が止まらない
「日本商工会議所」存亡の危機
ジャーナリスト 館澤貢次
日本商工会議所と言えば、かつては永野重雄や五島昇といった超大物財界人をトップに、地域活性化の旗頭として、全国くまなく勢力を固辞してきた。だが、ここへきて、各地で会員の商工会離れが加速している。

レポート:古森委員長退任示唆で現実味が増した
福地会長の留任濃厚で
NHKに燻ぶる新たな火種
ジャーナリスト 黒川誠一
福地茂雄NHK会長の任期が長くなりそうだ。古森委員長と受信料問題で意見があわず、その彼もまた12月退任を示唆した。温厚なイメージで局員にも人気の高い福地会長の本領発揮は遠くない。

レポート:今度は「全容解明」に期待できるのか――
大物ヤメ検から新任特捜部長への
就任プレゼントだった
「小室哲哉5億円詐欺事件」
ジャーナリスト 古谷 円
新特捜部長就任は10月1日。「捜査はやるかやられるか」と熱く語る新特捜部長が手掛けた最初の事件は大物芸能人だった。ただこの事件は、被害者代理人である大物ヤメ検が新特捜部長へ贈った計らいだったとか。

レポート:「タミフル」か「リレンザ」か
「新型インフルエンザ」
厚生労働省の鈍感危機管理
ジャーナリスト 中山雄二
「日本も海外と同じようにもっと新型インフルエンザ対策を」経団連はそう呼びかけるが、厚生労働省は重い腰を上げようとしない。「タミフル」は抗インフルエンザ薬として有名だが、「タミフル耐性インフルエンザ」が流行の兆しを見せている。そこで、注目されるのが「リレンザ」をはじめとした薬だが、企業だけで対応するには限界点に達している。

レポート:陛下の前で「ロンドンは目指しません」と豪語
金メダリスト石井慧のプロ転向は
「柔道」が「JUDO」になったがゆえの問題
ジャーナリスト 三上柊
「オリンピックのプレッシャーなんて、斉藤先生のプレッシャーに比べたら屁のツッパリにもなりません」(北京五輪優勝後インタビュー)など独特の発言が物議を醸したが、その発言の背景を考えることが肝要だ。

レポート:ザ・トップ対決
いすゞ自動車・細井行社長
vs
日野自動車・白井芳夫社長

経済社会裏話:
経営指南企業ベンチャー・リンクが
自らの経営苦難をどう乗り切るか

経済社会裏話:
築地市場だけじゃない! 東京都が進める
築地川「ボート係留」問題の深層

経済社会裏話:
ユーチューブに負けた
警視庁と大マスコミ

経済社会裏話:
凄腕ファンドマネージャー失踪まで噂された
タワー投資顧問「閉鎖説」の真偽

経済社会裏話:
中堅ゼネコン「井上工業」倒産の
公表されていない本当の裏事情

経済社会裏話:
相次ぐ「第三者割当増資失効」の背後に
ちらつく「金融当局」の影

経済社会裏話:
「ヤクザマネー本」相次ぐ出版の裏事情

ZAITENすくらんぶる:
マンション不況で面目丸潰れ
大京・田代社長の
「憂鬱な日々」

ZAITENすくらんぶる:
タイガースオーナー交代劇で
露呈した「阪急・阪神」の
人事抗争

ZAITENすくらんぶる:
ブラジル鉄鉱石の権益取得で
はしゃぐ経産省に
業界冷ややか

ZAITENすくらんぶる:
ATM提携解除で三菱東京UFJを
訴えた東京スター銀行の
「勝算」

ZAITENすくらんぶる:
TBS幹部のスキャンダル続出で
井上社長はじめ経営陣の
辞任説浮上

ZAITENすくらんぶる:
金融危機対応で時価会計の
適用停止を要望した地銀協会長

ZAITENすくらんぶる:
アーバンコーポの破たん経緯に
司法・金融当局が重大関心

ZAITENすくらんぶる:
大和生命の経営破綻で
密かに胸をなでおろす大和証券

ZAITENすくらんぶる:
中国に進出する医薬品メーカーのクスリは
本当に大丈夫なのか

ZAITENすくらんぶる:
金融サミット不発で世界各国が
低金利誘導の?国際協調?へ舵

ZAITENすくらんぶる:
総選挙後の政界再編をにらんで
慌ただしい自民党
中川秀直元幹事長

ZAITENすくらんぶる:
アイスランド破綻劇で凍りつく
金融立国推進派の日本経済人

ZAITENすくらんぶる:
子会社の架空循環取引でも
夢見心地のGSユアサ依田社長

ZAITENすくらんぶる:
スパコンを欧州で販売する
富士通に業界内から
「無謀」の声

連載:高杉良の
「良薬は口に苦し」
勲章いただくのもよいが
他にもやるべきことはある

連載:玉木正之の
「スポーツと金」
スポーツ学部学科の新設ラッシュは
単なる「客集め」か

連載:
佐藤優の獄外日記

連載:クレーマーズレポート
子供主催の「コンサート」に
著作権を請求するJASRAC

連載:六角弘の
「奇怪・痛快・怪文書」
告発と同時に提案も行う
「平成の新撰組」

連載:広告「ウラ読み・斜め読み」
不況でも広告上手なユニクロ

連載:国際「パワーネットワーク」
解体新書
パイプラインめぐる
「米・欧・ロ」の合従連衡

連載:情報のキーパーソン
『暮らしの手帖』編集長
松浦弥太郎氏

連載:
新連載
西川聰の「雑談経済学」

連載:人気ゴルフ場
「辛口スコア」
太平洋クラブ御殿場コース
の巻

連載:
黒木亮の
飲まずに書けるか!

連載:
永田町は今日もノー天気

連載:女性広報にこっそり聞いた
「お勧めランチ」
小岩井乳業株式会社
広報部
広報担当
高井美奈さん

連載:伏せ字で失礼!
「飲料メーカー役員のパワハラ」

連載:著者インタビュー
『裁判官の横着
サボる「法の番人」たち』
井上薫氏

連載:あの人の自宅
梅崎壽
東京メトロ社長

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