ZAITEN
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『ZAITEN』
2006年11月号 定価:630円
※全国書店でお求めください。



刺激的な経済情報満載!
今月号もホットな話題を
続々お届けします。

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特集:ギャンブルの「政治経済学」
賭博列島・ニッポン

特集:賭博列島・ニッポン
日本のギャンブル総ざらい
公営賭博と地下経済の「相関関係」
門倉貴史
市場規模数十兆円ともいわれる日本のギャンブル市場には、さまざまな人と組織がうごめいている。利権を独占する中央官庁。驚異の経済力を誇る違法カジノや、国内で急速に拡大する海外オンライン・カジノの知られざる実態。ギャンブルマネーをめぐる「表」と「裏」を徹底解剖する。

特集:賭博列島・ニッポン
仮想シナリオ
「20XX年 日本にカジノができる日」
三原融(三井物産戦略研究所)
かつて石原都知事がぶち上げた「お台場構想」で盛り上がったカジノ論議。法制化の準備を進めていた議連の動きも一時期に比べ低迷し、暗礁に乗り上げたかに見える。だが、水面下では着実に前進しているという。カジノ解禁はいつか。実現までのシナリオをスッパ抜く。

特集:賭博列島・ニッポン
日本人がほとんど知らない
ヨーロッパ・カジノの実態
ラウル松島(カジノ評論家)

特集:賭博列島・ニッポン
「スポーツ振興策」の破綻
サッカーくじなどやめてしまえ!
谷口源太郎(スポーツジャーナリスト)
2001年から始まったサッカーくじ「トト」。今年9月からは最高6億円が当たる「BIG(ビッグ)」が新たに発売された。だが、すでに売り上げ下落でスポーツ振興など名ばかり。もともと自民党文教族による金集め最優先の発想で生まれたサッカーくじなど、即刻廃止してしまえ!

特集:賭博列島・ニッポン
ピーアーク申請却下の衝撃
パチンコホール上場までの前途多難な日々
POKKA𠮷田
パチンコホール準大手・ピーアークの上場申請が明らかになったのは昨年末。だが、ホール上場ラッシュかと思われていた矢先の今年4月末、上場却下の一報が全国を駆け巡った。舞台裏では何が起きていたのか。最後の未上場産業といわれるパチンコホールの「上場タブー」に迫る。

特集:賭博列島・ニッポン
競馬ファンを踏みにじる
JRA(日本中央競馬会)の官僚体質
小沼啓二
「最も裕福な特殊法人」といわれる日本中央競馬会(JRA)。毎年巨額の国庫納付金を納める超優良団体だが、経営の合理化は進んでいない。効率化を謳いながら、その裏では52もの関連団体を使って旧態依然とした「天下り」と「渡り」が行われているのだ。

特集:賭博列島・ニッポン
カジノ解禁でどう動く?
ここに注目! ギャンブル関連銘柄一覧
葉月陽一
安倍新政権の誕生でにわかに動き出したカジノ構想。すでにカジノ解禁を睨んださまざまな動きが水面下で進んでいる。「Xデー」に向けて、上場している既存のギャンブル、アミューズメント関連企業はどう動くか。

特集:賭博列島・ニッポン
岡留安則氏・元『噂の真相』編集発行人が語る
臨時創刊「噂のギャンブル」
業界一(?)のギャンブル好きと目される岡留氏。ギャンブルについては「人間本能のひとつ。国家権力が規制すべきでない」が持論だ。雑誌休刊から約2年半。沖縄でのギャンブル生活を語る。

特集:賭博列島・ニッポン
いまや「独り勝ち」の宝くじ
みずほ銀行は儲かっているか?
編集部・小野寺茂
宝くじの販売実績が増加の一途を辿っている。販売元の地方自治体は潤う一方だ。しかし、みずほ銀行が儲かっているという話はまったく聞かない。そもそも宝くじといえば、なぜ、みずほ銀行なのか。宝くじの不可解なカラクリに迫る。

特集:賭博列島・ニッポン
蛭子さん(ギャンブル歴38年)
「でも勝った記憶はないんです(笑)」

レポート:The Simulation(ザ・シミュレーション)
ケータイで自己破産する日

レポート:IT産業の寵児を襲った試練
「三木谷逮捕」「経営危機」説まで流れた
「楽天」騒動の真相
伊藤博敏
一連のネガティブ報道と噂だけで一時は株価が大暴落した楽天。騒ぎほどには当局の動きは聞こえてきていないのが現状だ。だが、TBS問題を含め、幾多の問題を抱えていることに変わりはない。

レポート:創業者亡き後、何が変わった――――
3万読者はご存じか
会員制雑誌『選択』の“黒い霧”
佐久間高士
2年前の創業者葬儀の朝、現代表は体調不良を訴え、救急車で運ばれ欠席したという。それ以来、株問題、編集長更迭、さらには大きな刑事事件までも勃発した。『選択』に何が起きているのか。

レポート:「サラ金高笑い」
貸金業規制見直し素案に抗議して政務官を辞任!
激白! 後藤田正純衆院議員
「金融庁はいまだ業界配慮から脱却できず」
消費者金融などの高金利が国民生活を苦しめている。この問題解決に努めてきた後藤田正純衆院議員が9月6日、金融庁案に抗議して内閣府大臣政務官(金融担当)を辞任した。辞任当日に肉声を聞いた本誌が、緊急特集としてここにお送りする。

レポート:「サラ金高笑い」
借金苦で自殺する人が後を絶たない現状を無視!
豹変! 金融庁が突然腰砕け
金利引き下げよりも“米国”への配慮を優先
北健一
高金利の引き下げで固まっていた貸金業規制見直しは、金融庁が業界寄りに突如、態度を変えたために混乱状態に陥った。その背景には米国の圧力がちらついている。そうした争いの犠牲になるのはいつも、経済的に恵まれない人々だ。

レポート:「サラ金高笑い」
会社ぐるみの書類捜査だと元社員が証言!
発覚! 外資系サラ金CFJ
顧客の出入金履歴“改ざん”の重大疑惑
三宅勝久
規制見直しと再編の波に揺れる消費者金融業界で外資系業者が存在感を強めるなか、業界第5位の米シティバンク系CFJ(スティーブン・バード社長)で、書類改ざん疑惑が持ち上がった。だが金融庁は、なぜか調査には及び腰だ。

レポート:企業アンケート
少子化対策・子育て支援
やってますか
編集部・冨永恵子
「次世代育成支援対策推進法」が施行されて、2006年10月で1年半が経つ。この間、企業は子育て支援と少子化対策についてどのような取り組みをしてきたのか。そこから見える問題点はいったい何なのか。

レポート:元でいらずで大儲け
株式市場「究極の錬金術」登場に
頭を抱える金融庁
青木龍彦
金融当局は「市場の透明性と公正な市場」の確保のため、監督を強化している。だが、それを嘲笑うかの如く、新たな資金調達法がこの夏登場した。「MSワラント」と呼ばれるものがそれだ。大証はそれに気が付いたのだが……。

レポート:「日本振興銀行」創立メンバー 落合伸治氏にまたもやトラブル
オックスホールでイングス
「増資取り消し」騒動の?顛末?
淡路英司
『日本証券新聞』を子会社に抱えるオックスHD。8月に発表した増資と自己株処分をわずか2週間で撤回し、大証から厳重注意を受けているという。しかし、この撤回の裏には……。

レポート:企業解剖
三菱重工業「見えない改革」
陸海空と幅広い事業分野を誇る三菱重工は、「機械のデパート」と呼ばれるほど数多くの製品群を抱えている。官公需要依存経営の脱皮を目指し、世界企業を目指していた重工だが、原発ビジネスでは思わぬ不覚を取った。米ウエスチングハウスを東芝に取られたことで今後の事業展開にも思わぬ影響を受けそうだ。

レポート:ただいま三菱商事ハッスル中
「郵貯銀行社長」に三菱グループを取り込んだ
剛腕「西川・郵政会社CEO」の智略謀略
垂水宏
来年10月に完全民営化される郵政事業4社のうちで右往左往の郵貯銀行トップがやっと決まった。剛腕「西川天皇」の奇策が奏功するか。

レポート:手数料値引き合戦は激烈
証券会社乱立・新興市場不振で
ネット証券が「危ない」
島野清志
IT銘柄の壊滅状態で、東証の出来高も1日10億株と閑古鳥が鳴く有り様だ。新興市場も種切れで、デイトレーダーの動きも止まっている。システムの保守にも依然、不安を残したままだ。

レポート:有害物質垂れ流し、水質データ改ざんの次は
懲りないJFEスチール
「粉塵飛散騒動」の顛末
舘澤貢次
硫酸アンモニウムと鉄サビが混じった粉塵が、煙突から市街地に降り注いだ。車や屋根や墓石に染み付いた。でも、この粉塵は取り締まる法律がないのだという。そんなバカな!

レポート:債権確定作業の審議も難航
民事再生申し立てで噴き出した
アドテックスの「粉飾決算」疑惑
相楽総一
かつて日本IBMの生産技術部門が独立して誕生したといわれる大証ヘラクレス上場のアドテックスが、経営破綻したのは、この4月。その民事再生手続きの中で不可解なことが……。

レポート:注文書は個人ではできない
被告人が赤裸々に吐露する
三菱商事「注文書偽造事件」の“真相”
真藤聖
一被告である以上、どこまでを信じていいかわからない。だが、事業部から発注された注文書を個人犯罪で片付けることができるのか。

レポート:カルト教団と上場企業の関係
韓国カルト教団「摂理」
強姦教祖側近を助けた上場印刷会社のお粗末
李策
韓国のカルト教団「摂理」。その教団に対して東証2部上場の企業が手助けをしていた。JOC(日本オリンピック委員会)のオフィシャルパートナーでもある同社の、あまりにお粗末な逃げ方を徹底リポートする。

レポート:追放を食らった会社創業者の意地
名うての政界フィクサーまで手玉に取った
三澤千代治氏の奇妙な債権回収劇
中山雄二
打倒・竹中平蔵、トヨタで精力的に活動――と怪気炎を上げる三澤千代治氏。その三澤氏が動いた、追放されたはずのミサワホーム時代の債権回収劇。大物フィクサーを繰り出し、またも大活躍かと思いきや……。

レポート:リサイクルの美名のウラ
「石原産業」産廃投棄で問われる
北川正恭・前三重県知事の責任
天野隆介
東証1部上場の会社社長が刑事責任を問われることになった「フェロシルト問題」。土壌汚染は4府県約30カ所に拡散している。ずさんなリサイクル認定をした三重県の責任は重い。

レポート:五輪で浮かれている場合じゃないよ、石原さん
[内部資料入手!]
築地市場「汚染地区」移転に
卸業者“怒りの狼煙”
田中幾太郎
五輪施設「メディアセンター」の建設予定地に決まった築地市場の移転先は、土壌が有害物質に汚染された豊洲地区。市場の声を無視して強引に計画を進める東京都だが、安全を保障する担当者は誰もいない。

レポート:ハコ物に代わる無駄遣い
山梨県・上野原市が先走る
「光通信網」計画の大疑問
山岡俊介
市が全国に先駆け独自で光ケーブルを敷設し、ブロードバンド対応環境づくりに乗り出した。なぜ、NTTなどの光ケーブル対応が待てなかったのか。住民は市長の独走ぶりに大いなる疑問の声を上げる。

連載:
高杉良の「現代の眼」
日本経済新聞の「中正公平」と株主・読者の「中正公平」の大きな隔たり

連載:
玉木正之の「スポーツと金(かね)」
「オリンピック」の「ブランド力」に負ける前に別のブランドを育てることを考えてみれば?

連載:
クレーマーズレポート
品川プリンスホテル地下駐車場の一件

連載:
六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」
&六角文庫の「お宝ご開帳」

連載:
危機管理コンサルタント
田中辰巳の「危機の救急箱(リスクのくすり」

連載:
私の主治医
大島部屋 大島親方

連載:
情報のキーマン
「インサイドライン」歳川隆雄編集長

連載:
広告「ウラ読み・斜め読み」

連載:
舞台裏が見たい!
大和証券「情報テレビ局」の巻

連載:
株「儲け話」「裏話」

連載:
永田町ひそひそ話
小沢一郎・民主党代表が100円ショップで……

連載:
マスコミ人御用達の「極楽酒場」
&美人広報にこっそり聞いた「お勧めランチ」

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ゴルフ会社社長の「私のゴルフ」
SRIスポーツ 馬場宏之社長

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コラム「ZAITENすくらんぶる」
「水谷建設脱税事件」 東京地検特捜部は北朝鮮ルートも視野に
巨額を投じたホリエモンの「宇宙ビジネス」はまだ続いていた

ほか

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