ZAITEN
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HOMEバックナンバー一覧 > 2007年06月号目次

『ZAITEN』
2007年6月号 定価:630円
※全国書店でお求めください。



刺激的な経済情報満載!
今月号もホットな話題を
続々お届けします。

↓ 本誌の内容はこちら ↓


特集:
「弁護士」淘汰時代
大規模法律事務所の誕生、活躍するヤメ検、企業間訴訟の頻発、法科大学院の設置と司法試験合格者の増大、進む司法改革・・・。いま、「弁護士の世界」をかつてない激動が襲おうとしている。しかし、一般の法曹界への知識・関心は低く、それどころか、当の弁護士自身、この未曽有の事態に困惑している――この認識を元に、本誌は弁護士業界を取材。そこには、弁護士バッヂだけで高給が得られる“幸福な時代”はもはやなかった。いま、「弁護士淘汰時代」が始まろうとしている。

特集:“セレブ弁護士”の知られざる「仕事とカネ」
巨大法律事務所
「勝ち組」弁護士の“現実”
本誌編集部
大規模法律事務所の“合従連衡”が相次いでいる。企業社会のニーズに、エリート弁護士たちが頭脳を結集して応える姿は、まさに現在の“勝ち組”の典型のようだが、そう単純ではないのが、「弁護士の世界」らしい――。

特集:「御社のセンセイ頼りになりますか?」
企業の守護神
「顧問弁護士」一覧
司法ジャーナル 鷲見一雄
過去の事件を紐解けば、有名弁護士と契約していても有利に事が運ぶ、とは必ずしも言い切れない。顧問弁護士はけっして“お飾り”ではない。いかに誠心誠意で働いてくれるかなのだ――。

特集:「生き残る特捜OB」
「役に立たない法務OB」
「ヤメ検弁護士」神話崩壊
ジャーナリスト 由利太郎
小泉政権で横行した国策捜査がヤメ検の存在意義を改めて問い直した。特捜経験を武器に活躍するOBがいる一方、「アジア刑政財団」などに集う“事件をつくる”OBたち。ヤメ検の世界でも二極化が進む――。

特集:大学の利権と化した法科大学院
ロースクール「法曹粗製濫造」の大罪
ジャーナリスト 小島工作
誕生から4年目を迎えた法科大学院。法曹界の規制緩和と受験希望者への門戸開放をスローガンに始まった、この制度だが、法曹の質的劣化を招く懸念と、制度そのものへの疑問の声も上がっている。

特集:いまこそ企業は“お上”を撃て!
自壊する「行政偏重」司法
ジャーナリスト 亀井洋志
戦後、役所と争うことを避けてきた日本の企業社会。行政の強力な裁量権、そして、行政側を極端に優遇する頑迷な司法が企業の法廷闘争を阻んできた。いまこそ、企業は“司法の壁”を突き崩さなければならない。

レポート:企業解剖
KDDI
「寄り合い所帯経営」に忍び寄る“外資”
携帯電話の実質増加数でトップに返り咲いた「au」。だが、その内情は社員も憂えるほどのお寒い状況。ましたや、固定通信事業の赤字は当分おさまらない。M&A戦略でグループの人員は膨張の一方。さらに、ここへきて「大株主のバランス」の崩れを外資が待ち構えている。

レポート:KDDIとの「モバイル銀行計画」も破綻必至
三菱東京UFJ銀行
迂遠なる「小口顧客部門切り捨て」構想
ジャーナリスト 原口勝彦
KDDIと合弁のモバイル銀行計画、基幹システムの東京三菱側への統合・・・「すべてはお客様のために」を標榜する三菱東京UFJ。しかし、その施策をつぶさに検証すると、顧客利便性に逆行するどころか、「すべてはマス・リテール切り捨てのために」としか理解しようがないものばかりなのだ――。

レポート:「中期経営計画」に隠された“意図”とは――
阪急阪神ホールディングス
“虚妄”の経営統合(上)
――阪神電鉄社員を襲う阪急式「徹底的コストカット」
ジャーナリスト 伊藤歩
3月末に発表された統合後初の「中期経営計画」。大半の報道が、阪急阪神HGから百貨店事業が外されたことに着目したが、計画の“核心”は別のところにある。
「ローコスト・オペレーション」――この言葉にこそ、統合の真の姿を理解する鍵がある。

レポート:混戦の「無線ブロードバンド通信」
“PHS潰し”を画策する
千本倖生イー・モバイル会長の「遺恨試合」
ジャーナリスト 根岸圭一郎
孫正義氏と並び称される“電気通信の風雲児”千本倖生氏率いるイー・モバイルが無線ブロードバンド通信に参入した。そこには通信自由化以来、4半世紀にわたる“恩讐の歴史”がある。次世代PHS、WiMAXも絡んだ電波免許の行方は・・・。

レポート:業界の悪しき慣習は変わらず
金融庁処分でも懲りない損保業界
「調査丸投げ」不払いの構図を暴く
ジャーナリスト 内田進一郎
保険金の大量不払いで行政処分を受けた損保業界だが、大手のほとんどが出資する調査会社に調査を丸投げする「不払いの構図」は温存したまま。ここにきて、法令違反の疑いを指摘する声も出始めている。

レポート:旧平和相互銀行・小宮山一族の生き残りのためか
総武都市開発「民事再生」で
小宮山一族の“資産隠し疑惑”
ジャーナリスト 天野隆介
男子プロゴルフトーナメント「サントリーオープン」開催の名門・総武カントリークラブを抱える、総武都市開発グループが今回、民事再生手続きへと移行した裏では、オーナーの小宮山一族延命の“計画倒産疑惑”が浮上している。

レポート:農林の闇に迫るメス
公取委の「林道談合」摘発の先にちらつく
林野一家のドン・松岡利勝農水相の影
ジャーナリスト 伊藤博敏
強制調査権の武器を手にした公正取引委員会が次に手がける「林道談合」の摘発。林野庁出身の松岡利勝農政の下で火を噴いた捜査の行方は、はたして、林野行政のトップにまで波及するだろうか。

レポート:揺れた「次世代スパコン」立地
尾身財務相「唐突なNHK批判」は
“口利き台無し”の腹いせか

ジャーナリスト 横田一
総事業費1154億円にも及ぶ「次世代スパコン」開発。その立地場所をめぐっては事前情報が流れ、関係者もピリピリしていた。結果については様々な憶測も飛び交う。そして、尾身財務相のNHK批判が飛び出した。

レポート:着々と地固めが進む
「埼玉りそな銀行」の
「りそなグループ」離脱作戦
ジャーナリスト 垂水宏
埼玉県の地元経済界に旧埼玉銀行出身者が大挙躍り出て、埼玉りそな銀行の地元銀行化が大きく進展。りそなホールディングスからの分離独立に目鼻のついた証か。

レポート:尾を引く村上ファンド事件
「ポスト福井」で岩田副総裁が
急浮上する日銀の“お家事情”
ジャーナリスト 真野響介
来年3月に迫る日銀・福井総裁の後任人事で、財務省と日銀が苦悩を深めている。元財務次官の武藤副総裁が有力視されているが、ここにきて日銀の一部から、岩田副総裁を担ぐ゛秘策゛が急浮上。その真意とは――。

レポート:
東京証券取引所が
「第2のライブドア」を生む不安
ジャーナリスト 青木龍彦
ライブドア事件の記憶も消えやらぬというのに、上場して1年も経たないうちに不振に陥る企業が増えている。当然、出てくるのは「東証は何を審査していたのか」「抜本的な対策が必要なのではないか」との声。市場の信頼回復に向けた動きは鈍い。

レポート:
「役員襲撃事件」「前社長への損害賠償請求」
アーティストハウスの異変
ジャーナリスト 九十九蘭
仕事に疲れ帰路を急ぐ。自宅が近づくと誰しもが浸る安堵感。そんな無防備の瞬間を突いて――。その被害者が昨今、兜町を賑わせている銘柄の役員だったことから様々な声が飛び出した。

レポート:「IXI架空取引事件」の余波
監理ポスト入り「サイバーファーム」株を
買い集めていたタワー投資顧問
ジャーナリスト 淡路英司
4月3日、ヘラクレス上場のサイバーファームが監理ポスト入りとなった。理由は有価証券報告書の未提出だが、その背後には先般のIXI架空取引事件が関連している。しかし、同社株、監理ポスト入り直前に不可解な乱高下を続けていた。

レポート:第2の丸石自転車、旧プライムシステムか・・・
謎の外資系ファンド銘柄
ヘラクレス上場「クインランド」手形コピー流出騒動
ジャーナリスト 奥村順一
2年あまりで34社にも及ぶM&Aで急速に業容を拡大してきたクインランド。だが、イケイケの拡大路線は一転、巨額の有利子負債を抱えるハメとなり、MSCBの発行、さらには手形絡みの騒動が起こる、という事態まで。

レポート:
有名人ノーテンキ息子・娘が高給をとる
テレビ局は?縁故採用システムを改善せよ
ジャーナリスト 黒川誠一
テレビ局に入社したい学生は多。しかし、入社試験とは形ばかりで、内定社のおよそ半分が縁故採用でラクラク入社した有名人のご子息たち。あげくの果ては有名人二世を堂々と宣伝に使う局や、権力を思う存分子どもの会社で発揮する親まで出てきて・・・。

レポート:
政府のメディア規制強化を招いた
テレビ局経営者たちの無責任
ジャーナリスト 伊勢暁史
「発掘!あるある大事典」のデータ捏造問題に一応の決着がついた。民放連は関西テレビを除名する方針を決め、千草宗一郎社長は辞任、関係した役員は減俸だ。しかし、この処置、単に「臭いものに蓋」をしただけのものにすぎない。


レポート:雑誌は売れず、広告料も漸減のなかで・・・
首位の座は講談社から小学館へ
苦境だらけの出版業界最新事情
ジャーナリスト 長岡義幸
日本の総合出版社として、長年にわたって売上高1、2位の位置を占めてきた講談社と小学館の順位が、どうやら入れ替わることが決定的となった。とはいえ両社とも売上高は右肩下がり。何か偉業が達成されたというわけではない。

レポート:英国の高級メディアが“粉飾まがい”の手法を指示
フィナンシャル・タイムズの親会社が
桐原書店に強いる“英米流経営”の非情
ジャーナリスト 田中幾太郎
高級経済誌『フィナンシャル・タイムズ』を傘下に持つ英国系出版社・ピアソンが、英語教材や『積木くずし」で知られる桐原書店を買収。「売上前倒し」を押しつけたり、幹部を次々に追放、社員たちを恐怖に陥れている。しかも、そのウラにはしたたかな世界戦略があった・・・。

レポート:
「UR都市再生機構」
子会社の姑息な“店子イジメ”
編集部 冨永恵子
都市再生機構の子会社である新都市ライフ。光が丘の商業施設の大家だが、そのリニューアルをめぐって店子の商店会を不安に陥れている。なぜ、こんな強引な手法をとらねばならないのか。

レポート:
松坂「5億円」騒動まで浮上する
「ウラ金問題」は全野球関係者が同罪
ジャーナリスト 三上柊
今年の開幕で話題をさらったのは、「松坂MBL挑戦」と「西武の裏金」に他ならない。それを「陽」と「陰」で例えるなら「陰」のこの裏金問題、そこでの問題は、ジャーナリズムを含めた球界が「慣習」に育て上げたことなのだ。

レポート:市場規模2兆円超なのに現場で働く3割が年収100万円未満!
バンダイ・任天堂が好業績でも
「ソフト産業が日本を救う」は大嘘
ジャーナリスト 山崎龍
文化庁がアニメ振興予算を計上し、関連企業は相次いで好業績を記録するなど絶頂にある日本のコンテンツ産業だが、人件費抑制のあおりで、中国・韓国・フィリピンなどへの安易な海外発注が横行し、足元では空洞化が進んでいる。

レポート:
警察OB団体と思わせるNPO法人が
パチンコ業界から「用心棒代」集め
「0110」電話番号の下4ケタも警察署を彷彿とさせるこのNPO。「お困り事があれば解決します」とばかりに全国のホールを渡り歩いているという。このNPOはいったい何者か。

レポート:
軽井沢別荘で急成長した不動産会社が
自社物件「AV撮影」のハレンチ騒動
ジャーナリスト 外山雄作
「世界に誇る清らかな環境と風俗を守り続けましょう」――。国際親善文化都市の住民にふさわしい世界的視野と未来への展望を持って制定された軽井沢憲章。その精神とまったく逆の行為ではあるまいか。ましてやそこに町議が絡んでいるとするなら……。

ZAITENすくらんぶる:
東京地検特捜部が
上場ベンチャー企業の
インサイダー疑惑を内偵中

ZAITENすくらんぶる:
日本IBM 前広報部長が
日産自動車に転身した裏事情

ZAITENすくらんぶる:
マツダのお粗末な「新中期計画」の
背景に親会社・フォードの存在

ZAITENすくらんぶる:
4つの投資ファンドが
名乗りを上げている
米クライスラー売却交渉の
舞台裏と本音

ZAITENすくらんぶる:
石原都知事「2年後勇退」説で
早くも小池首相補佐官ら数人が浮上

ZAITENすくらんぶる:
永田町で駆けめぐった
日本共産党・志位委員長離婚説の
意外な情報発信元

ZAITENすくらんぶる:
「安倍・麻生秘密会談」を
産経新聞にリークした
「ディープスロート」の名前

ZAITENすくらんぶる:
グーグルが日本市場で充実を図る
携帯電話向けサービスにみる現代課金事情

ZAITENすくらんぶる:
関西財界に漂うあきらめムード
「新会長は?通勤?新副会長は?評論家?」

ZAITENすくらんぶる:
「競売費用」名目で不動産業者に多額送金
米シティ系消費者金融の不可解な実態

ZAITENすくらんぶる:
新分野・家庭用燃料電池システムの開発で
新日本石油が同業者と組む裏事情

ZAITENすくらんぶる:
石原都知事が進める「都市再生」で注目される
警察大学校跡地再開発計画

ZAITENすくらんぶる:
お笑い界の?天才?2人
ビートたけしは松本人志に?大敗?か

ZAITENすくらんぶる:
ジャーナリスト山岡氏が勝訴した
自宅放火記事に伴う名誉棄損訴訟

連載:
高杉良の「現代の眼」
追悼
経済小説の巨匠・城山三郎さんに学んだもの

連載:B.フルフォードの憂国(You)対談
評論家・森田実
「アメリカの走狗」自公連立政権は夏の参院選で敗退する

連載:
玉木正之の
「スポーツと金」
ビジネス感覚ゼロのプロ野球もアメリカに学んでみては・・・

連載:
クレーマーズレポート
ケーブルテレビ「JCOM」の“酷い勧誘”

連載:
六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」
&六角文庫の「お宝ご開帳」

連載:CM広告が語る企業の台所事情
広告「ウラ読み」「ナナメ読み」

連載:
永田町ひそひそ話
震災復興から溢れる“甘い汁”

連載:情報のキーマン
カタログハウス商品開発プロデューサー
吉川美樹さん

連載:私の主治医
タレント せんだみつおさん

連載:
舞台裏が見たい!
「六本木TSKビル」の巻

連載:
株「儲け話」「裏話」

連載:ゴルフ会社社長の「私のゴルフ」
アメアスポーツジャパン
鳥居恵一郎社長

連載:
マスコミ人御用達の「極楽酒場」

女性広報にこっそり聞いた「お勧めランチ」

連載:著名人の御宅に勝手に訪問
「安倍晋三総理大臣」の自宅

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