ZAITEN
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HOMEバックナンバー一覧 > 2007年11月号目次

『ZAITEN』
2007年11月号 定価:630円
※全国書店でお求めください。



刺激的な経済情報満載!
今月号もホットな話題を
続々お届けします。

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特集:ニッポンの医療
「殺される医者」
「潰される病院」
日本の医療が崩壊の瀬戸際に立たされている――。患者からは“無謬の医療”の提供を求められ、訴訟リスクとメディア・バッシングに怯えながら、疲労困憊した身体でメスを握る日本の医師たち。それに追い打ちをかけるように、財務省・厚生労働省は診療報酬のマイナス改訂へとひた走り、結果、医師は収入的にもさして恵まれぬ職業へと転落しようとしている。
一方、小泉構造改革は医療を“資本の草刈り場”へと変貌させた。地域医療の供給元であった病院は“ハコ”として売買され、収益の上がらないものは倒産へと追い込まれる。
医療に持ち込まれた市場原理主義の牙が、いままさに医者を殺し、病院を潰そうとしている。
医療崩壊。その現状を追った――。

特集:
「大規模病院グループ」
飽くなき巨大化の野望
ジャーナリスト 田中幾太郎
診療報酬のマイナス改定が繰り返され、赤字経営が7割を超える病院受難時代に、医療福祉専門大学を新設し成功を収め、傾いた名門病院を次々に立て直した男がいる。名声の裏で何が行われてきたのか。その正体を暴きながら、どうすればサバイバルレースを勝ち抜けるかを探っていく。

特集:
二極化する日本の医療機関
「稼ぐ病院」「赤字病院」を分かつ壁
高崎健康福祉大学講師 木村憲洋
新医師臨床制度、診療報酬のマイナス改訂、そして金融機関の再編・・・病院経営を取り巻く環境は厳しさを増している。はたして、「稼ぐ病院」と「赤字病院」を分かつものは何なのか。病院経営のポイントを指摘する。

特集:彷徨える「勤務医」たち
年間6000件「開業ラッシュ」の死角
高崎健康福祉大学 木村憲洋
苛酷な勤務に耐えかねて、病院を飛び出す医師たちが増えている。そして、到来しているのが年間6000件に迫る「開業ブーム」だ。はたして、開業は医師にとって“安住の地”なのか。漂流する医師たちの姿をレポートする。

特集:次は内科が崩壊する――
「ニッポンの医療」を殺した“真犯人”は
医師・衆議院議員 阿部知子
はたして、日本の医療を崩壊寸前にまで追いやったのは誰なのか。長く小児科医として医療現場を見てきた衆議院議員の阿部知子氏が、日本の医療の問題点を衝く。

特集:日本医師会、医療ファンド、コンサル、厚生労働省・・・
医療関係者座談会
「魑魅魍魎」医療界の“常識”を教えます
とかく、素人にとっては複雑怪奇な医療業界。「医療改革」から「病院経営」まで、魑魅魍魎の医療業界の内幕を第一線の医療関係者たちが赤裸々に語る。

レポート:シリーズ 同族・世襲経営の明暗(7)
ポーラ「創業家社長」
脱・訪問販売戦略の焦燥
ジャーナリスト 舘沢貢次
一時期、巨額の遺産相続をめぐる創業家・鈴木一族の「骨肉の争い」がマスコミの餌食にされた事はまだ記憶に新しい。そのポーラが鈴木家3代目社長の下で今年より持ち株会社に移行、新たなスタートを切ったのだが・・・。

レポート:企業解剖
M&Aに焦る
「味の素」の内憂外患
「あしたのもと」で有名な味の素。「味の素」「クノール」「COOK do」はマーケットシェア・ナンバー1を誇る日本の食品リーディングカンパニーでもある。10月1日にはカルピスを完全子会社化し順風満帆に見えるが、消費者ニーズに商品が対応しきれていないことに加え、食品会社を狙うハゲタカに戦々恐々としている。

レポート:虚々実々の次世代無線通信
「WiMAX」争奪戦
“同床異夢”の提携劇
ドコモに賭けるアッカの「正念場」
ジャーナリスト 芦田幾一郎
次世代無線通信「WiMAX」の免許申請が始まった。最有力とみられるアッカ・ネットワークスだが、提携相手のNTTドコモとの間には“同床異夢”の危うさが漂う。はたして勝算はあるのか。

レポート:「国立大学法人」を歪める文科官僚・OBたち
東北大学を牛耳る“陰の総長”
ジャーナリスト 横田一
国立大学が独立行政法人化して3年。その精神と反し、各大学で強まっているのは文部科学省の関与だ。文科省の出向やOBの天下りが増大している。この歪みが極端に出ているのが近頃の東北大学だ。

レポート:「危ない大学」最前線
私学事業団もあきれる
横浜商科大の「放漫経営」
ジャーナリスト 小沼啓二
山口県萩市の萩国際大学が民事再生法を申請したのは2年前だが、その後も経営破綻寸前の「危ない大学」は増え続けている。全国各地の大学で学生の定員割れが加速する一方で、定員の約3倍の学生を入学させていた横浜商科大学は・・・。

レポート:トヨタの筆頭株主はトヨタ・・・
空前のブーム
「自己株所得」企業の損得勘定
ジャーナリスト 伊藤歩
トヨタから“名も知れぬ企業”まで、上場企業の自己株取得が相次いでいる。一般に「最強の買収防衛策」と言われる自己株取得。しかし、企業の“真意”は別のところにあるようなのだ・・・。

レポート:このままでは韓国への技術流出は止まらない!
生産技術流出防止を狙った
シャープ不最新鋭工場の成否
ジャーナリスト 井上学
シャープ不が薄型大画面テレビの最終戦争に決着をつけるべく、新工場建設に着手した。それが大10世代液晶パネルを生産する基幹工場だ。1兆円にも達する巨額設備に踏み切った事情とその成算を占う。

レポート:百貨店統合を主導する銀行それぞれの思惑
“斜陽”百貨店を丸抱え
「三菱UFJ」の危険な業界制覇
ジャーナリスト 垂水宏
今や“斜陽産業”といわれる百貨店業界だが、起死回生をかけた統合劇が急速に進行中だ。陰の仕掛け人はもちろん銀行だ。とりわけ三菱UFJが元気なのだが。

レポート:高まる経営刷新の声
西川社長の独断経営で
日本郵政「内部分裂」の船出
ジャーナリスト 真野響介
10月1日にスタートした郵政民営化だが、独断経営を進める西川社長と旧郵政官僚との対立が激化。日本郵政内部だけでなく、金融界や霞が関からも経営刷新を求める声が大きくなるばかり。

レポート:ビジネスモデル崩壊
土地価格はピークを打ち
不動産ファンド会社の失速
ジャーナリスト 青木龍彦
不動産ファンド企業の株価が低迷している。金利と土地価格の高騰が原因だ。加えて金融商品取引法の施行、米国サブプライム問題が追い打ちをかけている。この状況を打破するのはM&Aしかないとも指摘されている。

レポート:「みなさまのNHK」はどうなる?
NHK“奥の院”経営委員会と
橋本会長「水面下の壮絶バトル」
ジャーナリスト 黒川誠一
今年6月、NHK経営委員会の委員長に就任した古森重隆富士フイルムホールディングス社長。しかし、橋本会長とは経営方針が合わない。5カ年計画をめぐってその関係はますます悪化しそうだ。

レポート:「転職」するキャリア官僚たち
人材流出が止まらない
「霞が関」の黄昏
ジャーナリスト 岡好美
参院選の自民敗北による「衆参ねじれ現象」で、向こう6年間の政治状況は極めて不安定となった。霞が関では、弁護士などへの「転身」を考える高級官僚が急増。背景には、キャリアに有利な制度の存在がある。

レポート:このままでは来年の「洞爺湖サミット」で赤っ恥!
京都議定書達成のための最強手段
モーダルシフトを無視する国交省
ジャーナリスト 小川裕夫
日本の民間企業が現在、トラック輸送から脱却し、鉄道に転換しようとの動きを積極的に進めつつある。京都議定書が掲げる温室効果ガス削減にも有効な手段だ。だが、国土交通省など国側の出遅れが目立っている。

レポート:安倍首相辞任、新体制スタートの迷走「日本丸」
『官邸崩壊』の著者・ジャーナリスト
上杉隆が狙う次なるターゲット
所信表明後の突如の辞任に、新体制発足と慌ただしく過ぎたこの半月。それを予言していたかの如く、注目を集めたのが『官邸崩壊』(新潮社刊)だった。テレビ出演相次ぐなか、あえて時間を割いて本誌に語った“今後の注目政治家”とは。

レポート:三越、旧東ハト、旧住宅信販etc・・・
水面下で動き始めた
「建設中断ゴルフ場」
ジャーナリスト 天野隆介
経営母体の破綻などで頓挫していたゴルフ場計画が動き始めている。特に、千葉県内で工事再開ラッシュが著しい。背景には、近年の景気回復に伴うゴルフ場価格の急騰があるという。どんな人物が買っているのか。

レポート:取引先はトヨタ、日産、NTTドコモ・・・
投資ファンドで出資を募る
ITベンチャーの「錬金術」
ジャーナリスト 太田一也
「近く上場を計画する会社があるので、未公開株を買ってはどうか」。こんな知人の文句をきっかけに、結局500万円を振り込んだが、いっこうに上場の気配がない。今度は「投資組合」を使って新たに出資を募り始めた。

レポート:簡単にできる不正契約
ソフトバンクモバイル
「携帯法人契約」のズサン
ジャーナリスト 山岡俊介
ある日突然、契約したおぼえがないのに携帯電話の請求書が届いた。調べてみると会社謄本の提出だけで契約できたという。こうしたズサンな契約を利用する不心得者が後を経たないようだ。

レポート:年度内導入は無理
安倍退陣で宙に浮いた
「緊急地震速報」の「警報化」
ジャーナリスト 倉田大道
地震の際の小さな揺れを関知し、事前に「地震がくる」とアナウンスする「緊急地震速報」の「警報化」。この画期的システムが、安倍退陣による国会の空転で、年度内の実現な状勢になってしまった。

レポート:「朝青龍問題」の原因はそもそも・・・
「日本の文化」は風前の灯
相撲協会には「根本改革」が急務
ジャーナリスト 三上柊
その問題の本質は「エリート力士」と「叩き上げ力士」の格差社会と、エリート組親方衆のあまりにも不甲斐ない教育方針の産物にほかならない。

レポート:兜町裏話(1)
インデックスの投資有価証券
突如処分したのはどの銘柄か

レポート:兜町裏話(2)
証券監視委員会も注目する
ヒューネット告発文書の凄い中身

レポート:兜町裏話(3)
監査役が襲撃された
アーティストハウスの苦境

レポート:兜町裏話(4)
東証・大証が相次いで
新興市場の“問題児あぶり出し”

ZAITENすくらんぶる:
与野党激突ムードで気になる
東京地検「収穫の秋」の行方

ZAITENすくらんぶる:
中野相談役の急逝から1カ月余
いまだ動揺続く野村不動産HD

ZAITENすくらんぶる:
築地市場の豊洲移転問題で
民主党が計画する「ウルトラC」

ZAITENすくらんぶる:
ウエスティングハウス買収の
東芝に暗雲
中核技術の新情報入手困難

ZAITENすくらんぶる:
激動続く百貨店業界
次なる再編劇の焦点は「松屋」

ZAITENすくらんぶる:
公明党内で日増しに強まる
「自公連立見直し案」の現実度

ZAITENすくらんぶる:
サラ金擁護の「早大研究所」に
業界団体が5100万円を寄付

ZAITENすくらんぶる:
弁護士不足・過疎で
危ぶまれる「公判前整理手続き」

ZAITENすくらんぶる:
燃料電池車の米フォードが
ひた隠す環境車開発の失敗

ZAITENすくらんぶる:
浮上する『夕刊フジ』売却説
『日刊ゲンダイ』と合併の真意

ZAITENすくらんぶる:
「iフォン」の好調で
アップルが日本市場に参入か

ZAITENすくらんぶる:
スズキの次期社長人事は
トヨタの社長交代時期か

連載:あの人の自宅
伊勢丹・武藤信一社長

連載:B.フルフォードの憂国対談
河内孝・元毎日新聞社常務
「新聞改革に残された時間はわずか」

連載:
玉木正之の
「スポーツと金」
トリノ五輪で喉を披露した故パヴァロッティ・・・カネを動かす「力」は一流選手と同じ。

連載:ザ・トップ対決
王子製紙・篠田和久社長
vs.
日本製紙・中村雅知社長
業界No.1・2企業の「社長の器」を徹底比較

連載:
佐藤優の「獄外日記」

連載:クレーマーズレポート
「ザ・ペニンシュラ東京」で
受けた「赤い誘導棒」

連載:クレーマーズレポート「特別授業」
『となりのクレーマー』
関根眞一氏が教える「最強のクレーム処理」

連載:
六角弘の「奇怪・痛快・怪文書」

連載:
広告「ウラ読み・ナナメ読み」
高級シャンプー戦争・・・資生堂vs.P&G

連載:情報のキーパーソン
ジャーナリスト 二木啓孝氏の
情報収集術

連載:名門ゴルフ場「覆面調査」
「東京ゴルフクラブ」の巻

連載:“ゴルフ会社社長”の「私のゴルフ」
ヘクサスジャパン 依田夏樹社長

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注目企業の「社長インタビュー」

企業TOPICS:
東京証券取引所グループ
斉藤惇社長

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