カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開する「Tポイントカード」(Tカード)は会員数6千万人超を誇るポイントサービス。みなさんも一度は入会、使われたことがあると思います。このTカード、購入金額100円につき1P(1円)のポイントが付き、貯まったポイントは決済時にその場で申し入れるだけで利用できるなど、「便利でお得」な点ばかりが強調されていますよね。最近では、牛丼の吉野家でも使えるようになったとか。
でも実際は、わずか1%程度のポイントの代償として、Tカード提携企業に個人情報が共有されているのはご存知でしょうか。氏名、電話番号、住所のほか、提携店舗での購入履歴、TSUTAYAでのDVDなどのレンタル履歴はもちろん、Tカードを導入する公立図書館の貸出履歴まで......。他人に見られたくないセンシティブな内容についても、「規約同意」を前提に共有されているのです。
しかも、そればかりではありません。2019年1月には、会員情報が裁判所の令状なしで捜査当局に無断提供されてきたことも発覚し、CCC側の対応も含めて広く批判に晒されたのは記憶に新しいかと思います。
そんな一連の報道を見て、"怖いカード"と解約・退会に踏み切った人も多いかと思いますが、実は、退会届を出して解約した後も、個人情報が共有されている疑惑があるのです――。
「まさか、そんな!?」とお思いの方、詳しくは12月2日月曜日発売の小誌「ZAITEN」1月号をご覧ください。運営会社のCCCの"異常な対応"も含め、詳報しています。
なお、小誌編集部では引き続きTカードの実態について、今後も取材を続けて参りますので、みなさまからのTカードに関する情報提供を求めています。何かお気づきの点、あるいは疑問があれば、以下の公式サイトフォームおよびメールアドレスで情報をお寄せください。情報源の秘匿については絶対ですので、その点についてはご信頼いただければ幸甚です。
【情報提供フォーム】
http://www.zaiten.co.jp/formmail/indict.php
【情報提供アドレス】
indictment@zaiten.co.jp