〝京大〞平野独裁の陰で〝慶応〞三毛頭取は三田会閥 三菱UFJ「東大粛清」支配
会長・平野信行の「一強支配」が続くメガバンク首位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)。2017年、〝旧三菱銀行のプリンス〞小山田隆を疲労困憊で辞任に追い込み、軽量級の三毛兼承を銀行頭取に据えて傀儡政権を樹立した平野は、その裏で歪んだ行内闘争を仕掛けている。旧三菱勢内部の学閥抗争だ――。京大出身の〝傍流〞平野は旧三菱銀の本流「東大卒」を目の敵に粛清。ついには、行員の最上資格「理事」昇格者から東大出身者を締め出す挙に出た。一方、傀儡の三毛も自身と同じ慶応出身者による自派閥を形成し、身の丈に合わぬ野望を燃やしているという。そして、ここにきて東大理系出身で次期頭取の筆頭とされるFG副社長の亀沢宏規を廃し、無名の慶応役員の登用を目論んでいるというから、恐ろしい。MUFGのガバナンスは崩壊の危機を迎えている――。
【連載】新あの人の自宅
三菱UFJフィナンシャル・グループ
平野信行 会長 & 三毛兼承 社長(三菱UFJ銀行頭取)
業績好調企業の‟知られざる暗闘90年史" 岩谷産業「会長vs. 副会長」の老老対決 業績好調のガス大手、岩谷産業。関西財界の重鎮、会長の牧野明次も社長就任から20年が経つものの、社長職を経ることなく副会長に座る渡辺敏夫との"老老"の二人三脚経営が続く。しかし、その陰では二人の角逐が――。 小誌ガバナンス問題研究会
旧興銀出身の"2線バンカー"を傀儡社長に―― 経産省・産業投資機構「三菱重工救済」の邪悪 三菱UFJ出身の田中正明と経産省の醜悪バトルの末、社長空席が続いた官民ファンド、産業革新投資機構。ここにきて元みずほ証券社長の横尾敬介を社長に迎えたが、その陰では機構を〝財布〟にする経産省の野望が。 ジャーナリスト 真野響介
菊池桃子と結婚で"次期経産次官"にリーチ 経産省が「新原浩朗」お引き取り計画 80年代アイドルの菊池桃子と電撃結婚した経産省の"パワハラ男"新原浩朗。その行状は小誌でも報じて来た通りだが、ここにきて次官昇格が濃厚に......。現次官の安藤久佳以下、省内は恐々だ。そこで、ある作戦が練られているという。 ジャーナリスト 蜷川幸三
政治工作に邁進する里見会長 セガサミー「苫小牧カジノ」にいっちょ噛み 北の大地、北海道が沸いている。急遽開催が決まった東京五輪のマラソン・競歩ではなく、カジノ誘致で。「俺にも美味い汁を吸わせろ」とばかりに外資に交じって暗躍するのはセガサミーの里見治会長――。 ジャーナリスト 時任兼作
"前任社長"中西宏明の英原発事業で巨額損失に続き...... 日立・東原「株価を下げる社長」の去就 日立オートモティブシステムズによる自動車部品メーカーの経営統合。10月末の発表直後に親会社、日立の株価は急落。東原敏昭社長の言行不一致が原因と見る向きは多く、その退任を望む声も。 ジャーナリスト 幅 耕平
衛藤晟一の「大臣になっても製薬企業は手放さない」 富井椰子香
《新企画》モザイク画像で警告 総合商社Mの「イヤ~なオンナ部長」 東京本社でブイブイ言わせていた女性部長。出入り業者、部下たちからモーレツぶりを呪詛されてきたのだが、赴任先の地方都市でもその悪癖は変わらず......下請け法に抵触する懸念も。モザイク画像で警告する!
《連載》「職場ウオッチング」(26) エイベックス ――見た目は「チャラい」が中身は真面目な社員たち 1990年代に一世を風靡したエイベックス。カリスマ創業者、松浦勝人の威令が行き届いていると思いきや、その社内は意外な雰囲気という。ただ、ベテランの40代社員は「あまり働かない」のだとか......。 働き方改革総合研究所 新田龍
《連載》池本孝慈の"超"広告批評(27) 博報堂「正解より別解」広告はあの頃に戻りたい症候群
《連載》今月の怪文書――編集部に寄せられた告発文書を公開! 地方公立医大「贈収賄事件」尻尾切りで隠蔽疑惑
《連載》シルエット・スキャンダル――VIPの語るに耐えない醜聞を影画で報告! 大手PR会社女役員のホスト狂い
マルサはなぜチュート徳井を〝告発〟しないのか―― 芸能界と脱税「ギョーカイの悪習」 納税意識ゼロ――。1億円超に上る法人税の「無申告」で活動自粛に追い込まれたお笑い芸人、徳井義実。ところが今回、国税局査察部が動く気配はない。どうしてなのか。あきれた斯界の脱税事情とともに検証する。 ジャーナリスト 大田和博
ルーデンHD「元手ゼロ増資」の錬金術 ジャーナリスト 高橋篤史
「桜を見る会」も妄言で擁護
"安倍元秘書"市長が「山口・下関市立大学」で
韓流教授ゴリ押し
安倍晋三総理のお膝元・山口県下関市で、公立大学のガバナンスが崩壊しつつある。その原因は、安倍総理の元秘書である前田晋太郎市長による下関市立大学の私物化だ―。
ジャーナリスト 霧島藤次
麻生グループに「鉱山売却」で地元が猛反発 ジャーナリスト 中山雄二
囲碁界の総本山「日本棋院」でまたもや内輪揉め ジャーナリスト 横関寿寛
深層連載第27回
捜査当局こぼれ話
【検察庁発】検事総長腐す「怪文書」乱舞 人事前で庁内が敏感反応
【東京地検発】「桜を見る会」告発も受理するかどうかは微妙
【警視庁発】「有名人の湾岸署留置」を決定付けたある大物の追跡劇
袋とじ連載 東京地裁開廷情報ピックアップ ――2019年10月11日~11月8日開廷の主な「民事訴訟」を一挙掲載(事件番号付き)
袋とじ連載 今月の信用情報――危ない企業情報をマル秘報告 ――菓子卸・宮田、東証二部・東京ボード工業など
袋とじ連載 今月の一行情報――ちょっと早すぎるマル秘情報満載
《糾弾連載》新クレーマーズ・レポート(27)
Tポイントカード
「退会後も個人情報漏洩」疑惑
キャッシュカード並みの普及率を誇るTポイントカード。そのTカードに個人情報漏洩疑惑が浮上し取材を敢行した小誌。ところが、運営会社のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の対応は――。
《糾弾連載》新あきれた広報実話(27) CCC「居留守? 仮病?」姑息な遅延対応 取材にまともに答えることなく、仮病や居留守を使い逃げ続けた広報担当女史。大企業にあるまじき異常対応を続けたのだった――。
「みずほマイレージクラブ」利用者を欺く手数料改悪 システム統合が終わればきっと便利になると信じていた顧客の思いも虚しく、無料サービスの大幅縮小をさらに顧客に強いる、みずほフィナンシャルグループ。顧客に送った料金改定パンフレットはサービスの低下を誤摩化そうとする代物だった――。
ゼリア新薬&磯丸水産 今度は焼酎割り「ヘパリーゼ商法」新型出現! ネットで「肝臓の良い飲み物」として、話題の磯丸水産の「ヘパリーゼの焼酎割り」。ゼリア新薬とのコラボ商品かと思いきや、どうもそうではないらしい。これは新種の「ヘパリーゼ商法」なのか?
"ドロボー女子プロ"を育てるLPGAと「ゴルフバカ親」 笠りつ子が暴言を吐いたことで注目が集まる「ストレッチタオル問題」。だが、問題はタオルを撤去しなければならないほど横行する"ドロボー"の存在である。 ゴルフジャーナリスト 宮崎紘一&ゴルフ問題取材班
タケ小山のゴルフ言いたい放題(10) コースのルールにプロとアマチュアの"違い"はない
ゴルフ場批評(27) サンヒルズカントリークラブ もともとの人気コースが、どう「GRAND」になったのか?
前田信吾"マエシン"のゴルフ場あれこれ(27) 〝北陸の名門〟難攻不落の片山津GCで高さ身の丈3倍のバンカーに挑戦
玉木正之の「今月のスポーツ批評」(27) 東京五輪「マラソン・競歩」の札幌移転はIOCの〝御都合主義〟だ
巻頭連載 澤井健のZAITEN戯画(17) 見城徹&秋元康のアブない若返り美容術
新連載 岡田憲治・専修大学教授の「所詮、政治はゼニとカネ」(3) ――「ゼニカネノミクイ」で破壊される〝安倍一強〟
佐高信の新毒言・毒語(14) 渡辺恒雄 ――裁判所にすがる「裸の独裁者」
古谷経衡の憂国コラム「ダマすワル・ダマされるアホ」(15) ――「血液クレンジング」なるエセ科学を拡散するワル
〈元〉批評家・更科修一郎 時代観察者の逆張り思考(27) ――師走の娯楽は不祥事と後始末
哲学者・適菜収の「個人tekina体験」(7) ――「桜が散る会」で安倍晋三も安倍依存のネトウヨも退場
上杉隆の予定不調和ニュース(27) ――LINEとの経営統合でヤフーの反撃となるか
外国人特派員記者インタビュー(27)
――仏「Journal Du Japon」記者
オード・ボワイエ
「ルーペ要らずの虫めがね」――小誌人気連載「プリーズ、虫めがね!」のスピンオフ ――自分では運転できない自動車関連メーカーCEO
国会議員秘書のヒショヒショ話(27) ――10年ぶりのバッジ逮捕か
著者インタビュー
弁護士・小澤亜希子『退職代行――「辞める」を許さない職場の真実』
――大手企業の社員も退職代行を利用するケースが増えている
安倍政権の「放送介入」と日本の言論の危機 放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会の委員長を2018年まで11年間務めた川端和治弁護士が、放送への介入を繰り返す安倍政権が根本的に誤まっていることを語る。 ジ前BPO放送倫理検証委員会委員長