惨状に陥ったメガファーマ
武田薬品で始まった「高額退職金リストラ」
カテゴリ:企業・経済
岩崎真人取締役(武田薬品HPより)
本誌前号で詳報した武田薬品工業。将来を担う若手・中堅人材までを追い出す窮状ぶりだが、7月上旬には国内営業部門の社員を対象に、希望者に対して早期退職や転職を支援する「フューチャー・キャリア・プログラム」の導入を発表している。「変革を支えるための組織力の向上を目的とした人事制度」と銘打たれた同プログラムだが、その実態は40~50代社員の退職強要に他ならない。
現在、2000人強の営業部門社員から1000人を目標に人員削減を実施する上、コンサルティング会社には、パソナが選定されているという。
実際、社員面談の現場では、他の経営不振企業と変わらないリストラが進められている。
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