2021年1月号

呆れた広報「拡大版」

三菱自動車「業績も悪いが『最低・最悪の広報体制』」

カテゴリ:TOP_sub

「〝広報対応の悪い企業〟と言えば、真っ先に思い出すのは三菱自動車。燃費不正問題の時は逃げ回られ、やっと対応したかと思ったら腑に落ちない回答ばかりだった。この会社には、社会に自分たちの言葉でメッセージを発信する意識はおろか、コンプライアンスという概念すら存在しないんだなと思った」

 そう語るのは全国紙の経済部記者。この記者のみならず、企業の「広報対応」に関して尋ねると、どの記者も同社について概ね似たような感想を並べる。

 三菱自では2000年に「リコール隠し事件」(三菱自が1977年から約23年にわたり、10車種以上・約69万台にのぼるリコールにつながる不具合情報を旧運輸省へ報告せず社内で隠蔽していた事件)が発生。05年、経営再建と社内改革を使命に三菱商事から送り込まれた益子修社長(当時、20年死去)体制下においても、三菱自の劣化が進んだことは、16年に発覚した件の「燃費データ改竄」問題が示す通りだ。

 そして、ここにきて20年9月中間期で2098億円の純損失を計上。三菱自は今、経営危機の最中にあるわけだが、劣悪な広報対応は一向に改善されないどころか、ますます劣化の度を深めている――。

......この続きは「ZAITEN」2021年1月号で

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

佐高 信 vs. 角川春樹「出版界の革命家が語る永田町の〝未来予想図〟」

武田薬品「ポスト・ウェバー」移行期間1年半の〝謎〟

日本製鉄に突き付けられた「最悪のシナリオ」

JAL「立ち直り遅れ」で長距離路線も廃止の惨状

三菱商事「張りぼて会見」の裏で布かれる〝箝口令〟

金融庁「三菱UFJ・みずほ〝泥棒銀行〟」に弱腰のワケ

【特集】日本郵便・千田の「値上げ」で笑う〝悪い奴ら〟

【特集】〝死に体〟でも延命する「ゾンビ増田政権」

佐高信 vs. 山崎拓「政治家の劣化を止めるには選挙制度改革が必要だ!」

KADOKAWA夏野の「口八丁」に社内〝総スカン〟