2021年11月号
マエシンのゴルフ場「あれこれ」49
難コース「登別カントリー倶楽部」と24時間温泉入り放題のお薦めお宿
カテゴリ:スポーツ・ゴルフ
1カ月ぶりのご無沙汰、マエシンです。ここ数年、年間ラウンドが200回を超すマエシンですが、今年も8月末時点で145日間、ティアップしています。この勢いでいくと、4年連続となる200回超えは確実です。 昨年、今年とコロナ禍で海外に行けないため、国内の遠征ゴルフにスケジュールを割いているマエシンですが、8月は「片山津ツアー」、「日光ツアー」、「北海道ツアー」と、2泊以上の遠征を3回行いました。
今回はその中の「北海道ツアー」のご報告です。今回の北海道行きでは「室蘭ゴルフ倶楽部」、「登別カントリー倶楽部」、「小樽カントリー倶楽部」、「北海道クラシックゴルフクラブ」、「札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース」と、5泊6日の日程でしたが、唯一、2日間プレーしたのが登別CCでした。 登別CCは千歳空港から車で約60分。登別と言えば、もちろん温泉。大の温泉好きのマエシンは湯船に浸かることも楽しみのひとつです。 登別CCの開場は1988年ですので、歴史があるコースとはいえませんが、2016年に「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を開催したチャンピオンコースです。その時の優勝は鈴木愛選手で、優勝スコアは1オーバーでした。当時、大会直後に初めてこのコースでプレーしましたが、いや~難しかった。バックティからの距離が7000㍎を超える上に、随所に池が絡みます。さらに、グリーンのコンパクションがかなり硬く、ジャストタッチのアプローチショットがグリーン奥まで止まりませんでした。それでもグリーンスピードの表記は10㌳弱というのですから、なかなかの手強さです。
ちなみに、今回プレーした8月末は、その2日後に男子プロテスト最終予選会が開催されていましたが、カットラインは4日間トータルで8オーバーでした。
登別CCの良さは、2人乗りカートを2台でラウンドでき、さらにコース内に乗り入れられること。とても楽チンです。なお、キャディはターフメイト(立ち乗りキャディカート)に乗り、4バッグを運びます。もちろん、歩き希望もOKです。 また、アプローチ・バンカー練習場も充実していて、練習場(打球場)では芝の上から打てるので最高です。 とにかく、メモラビリティが高いコースでチャレンジングなレイアウトです。 最後に温泉報告を。登別CCでのプレーを考えるなら、15分ほど離れた登別温泉にぜひ宿を取ってください。登別温泉は日本の9泉質のうち、硫黄泉、食塩泉などその半数が湧き出る〝温泉のデパート〟と呼ばれます。中でもマエシンのお薦めは「第一滝本館」。3泉質35の湯船が24時間浸かり放題です。
前田信吾(まえだ・しんご) 加賀屋ゴルフ代表取締役。全国を飛び回り、年間180回以上のラウンドをするゴルフ好き。自らが感じたコースイメージを顧客に隠さず伝える会員権業者として高評価を得ている。また自身も中山CC、龍ヶ崎CC、総武CC、片山津GCなどのメンバーになっている。1961年生まれ。
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