ZAITEN2021年12月号
みずほは目こぼし、北尾SBIを増長させる――
【特集】金融庁「作為と不作為」の原罪
カテゴリ:企業・経済
みずほ銀行がシステムトラブルを相次いで引き起こす一方、北尾吉孝率いる"異形の金融王国"SBIホールディングスが新生銀行にかけたTOB(株式公開買い付け)は「敵対的TOB」に発展し異例の事態となった――。その陰には、みずほの長きガバナンス崩壊を座視してきた金融庁の不作為と、SBIが露骨に進める幹部をはじめとする金融庁OBの"天下り"受け入れという作為的な事態が横たわる。果たして、これまでの金融行政に瑕疵はなかったのか――。その"原罪"を検証する。
【ラインナップ】
◆ 天下り先「北尾SBI」とのズブズブ
◆ 財務省・金融庁「再統合」矢野次官の野望
◆ 歴代金融庁長官の「セカンドライフ」
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