ZAITEN2022年07月号

物言う株主、創業家バトル、バーチャル総会……

【特集】迫る「株主総会」逃げる経営者たち

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2207_特集_トビラp014.jpg出ずに済ませるものだったら、出ずに済ませたい――。すべてとは言わないまでも、上場企業の経営者にとって、株主総会はできるものなら出席したくない年に一度の〝儀式〟である。それもそのはず。普段は社長の椅子で踏ん反り返るトップが、個人株主から頓珍漢な質問を受けるのはまだしも、財務諸表を読み込んだ株主からネチネチやられるのはご免蒙りたい心境だろう。しかし、経営者にとっては朗報というべきか、総会のデジタル化が進み、質問へのハードルは上がっている。とはいえ、総会で発言するのが株主のすべてではない。昨今はアクティビスト(物言う株主)たちが、株価動向や経営効率に鈍感な企業を、目を皿にして物色している。3月決算企業の株主総会が集中する6月に本誌が送る「現代の株主総会」をお読みいただきたい――。

【ラインナップ】

・株主の声が遠ざかる「バーチャル総会」の変

・振り返れば奴がいる「アクティビスト」勝手番付け

・はるやま「姉弟バトル再び」の陰に中国銀行とAOKI

・テレビ東京「日経天下り人事にNO!」のモノ言う株主提案

・軍需企業アイコムに攻め入った「光通信」株主総会前の〝静かな撤退〟

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