ZAITEN2022年08月号
"首都圏大停電〟で国民を脅す経産省 百鬼夜行の「新電力」
【特集】「電力崩壊」の戦犯たち
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7月10日の参院選に向けて、臆病なほどに安全運転に徹する岸田政権。しかし、選挙後を睨み、電力のワルたちが「原発再稼働」に向けて爪を研いでいる。とりわけ、経産事務次官を経て首相秘書官に収まった嶋田隆は〝令和の電力の鬼〟と化し、国民負担も視野に入れた東京電力の再編を絡めて身勝手な絵図を描くが、「電力失政」を招いた経産官僚の責任は不問に付されたままだ。そんな中、エネルギー価格の急騰を受けて電力供給は不安定化、夏冬の大規模停電まで懸念される。これもまた、福島第一原発事故を奇貨とした経産省による「電力自由化」の副作用に他ならない。さらに、その先兵となった新電力は経営危機に陥るか、はたまた、「再生可能エネルギー」の美名のもとにソーラーパネルが山野を覆って国土を破壊、固定買取制度は利権化している―。「電力崩壊」の戦犯たちを追及する。
【ラインナップ】
▪️電力システム破綻の戦犯「嶋田隆」の野望
▪️ジリ貧「東京電力」に〝ピーチ姫社長〟誕生の徒花
▪️「田舎電力」無能経営者を追放せよ
▪️「原子力復権」掛け声の裏で業界瓦解
「新電力」の百鬼夜行
・静岡・川勝知事「メガソーラー反対」の嘘
・経産省「大樹総研」を特別待遇混迷する〝疑惑のメガソーラー〟
・「FIT制度」の権威学者と大樹総研の〝知られざる関係〟
・再エネ賦課金不正「エフオン」内部告発を経産省が〝店晒し〟
・橋下徹を追い詰める「上海電力」目糞鼻糞を笑うの〝深層〟
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