ZAITEN2023年08月号

とにかく仕組み化人の上に立ち続けるための思考法

【著者インタビュー】『とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法』安藤広大

カテゴリ:インタビュー

とにかく仕組み化
人の上に立ち続けるための思考法
ダイヤモンド社/1,600円+税

あんどう・こうだい―株式会社識学代表取締役社長。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス(現:ライク)の主要子会社ジェイコムで取締役営業副本部長等を歴任。2019年、創業から3年11カ月でマザーズ上場を果たす。著書に『数値化の鬼』(ダイヤモンド社)、『リーダーの仮面』(ダイヤモンド社)など。

―本書を執筆した動機を教えてください。
 今回は先に出版した2作が好評をいただいたので、その3作目として執筆しました。「識学」という考え方を組織コンサルに活かしてサービス提供をしているのですが、日本に今までなかった概念だったので、どうすれば効率的に伝わるのか考えました。会社を設立して7年目くらいの時にようやく、識学を1時間くらいのプレゼンで伝えることができる完成形ができ、そのノウハウを本書に詰め込みました。

―出版不況の中でシリーズ90万部を突破している状況を、どのように捉えていますか?  

 本書も含め、シリーズ3作で伝えたいことがともすると世の中の主流と逆かもしれません。昨今、良しとされ、メディアなどでも喧伝されている働き方や職場はどちらかというと、「仲良くやってきましょう」といった風潮が強いように見えます。  

 一方で、日本経済としても、企業としても、もちろん個人としても成長していかないといけない。このままのゆるい状態でいいはずがないという危機意識が多くの人の潜在意識にあるのでないかと思っています。しかし。世の中の風潮はそうではない。だから、潜在的なニーズとしてどうしていいかわからないが、なんとかしないといけないという人に対して、一つの答えを提示しているものだということで支持していただいているのではないかと思っています。

......続きはZAITEN8月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

【著者インタビュー】健康食品で死んではいけない 長村洋一

昭和という狂乱の時代が生んだ「バブル兄弟」と「相場の怪物」西﨑伸彦

佐高 信 vs. 角川春樹「出版界の革命家が語る永田町の〝未来予想図〟」

【著者インタビュー】『偉人の生き延び方 副業、転職、財テク、おねだり』

【インタビュー】大学と民主主義を破壊する「スラップ訴訟」三宅芳夫

【インタビュー】『「〝右翼〟雑誌」の舞台裏』梶原麻衣子

【インタビュー】『誰も言わない日本の「実力」』藻谷浩介

佐高信 vs. 山崎拓「政治家の劣化を止めるには選挙制度改革が必要だ!」

特ダネ記者「放言座談会」

【著者インタビュー】終わらないPFOA汚染 公害温存システムのある国で