ZAITEN2023年09月号

大物政治家訪中の噂、週刊文春の木原誠二報道、大手マスコミ内部の噂…

特ダネ記者「放言座談会」

カテゴリ:インタビュー

 広末涼子W不倫に続いて〝文春砲〟が今度は大物政治家・木原誠二に炸裂しました。

 木原の妻の元夫が不審死しているのだが、妻がその重要参考人だというもの。週刊文春(7月13日号)で6ページにわたる大特集だった。

 まるで推理小説やサスペンスドラマのような内容で、読後には思わず深くため息を吐いてしまいましたよ。

 芸能人のパパラッチとはまったく気色の異なる硬派な記事で、内容からもカネ、ヒト、時間をかけた文春の本気が伝わってきた。

 ところが、発売日前に木原は、弁護士を通じてテレビ、新聞、そのほかのマスコミ各社に対して、後追い報道を牽制するような文書をばら撒いた。

 日本のジャーナリズムが問われる場面でしたが、後追い報道はおろか、その文書の存在を明かすテレビ、新聞社すらなかった。

 現場で汗を流す記者たちは、この国のマスコミがいかに腐っているか再確認しましたよ。

 政界の話題でいえば、自民党親中派の大物Nが8月中に財界人を引き連れて訪中する計画があるらしいな。

 自民党は基本的に親米ですが、中国に近づきたい議員も少なくないですね。

.....続きはZAITEN9月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

【著者インタビュー】『観光消滅 観光立国の実像と虚像』

佐高信 vs. 古賀茂明「石破総理は企業団体献金廃止を実現させよ!」

【著者インタビュー】『潜入取材、全手法』

【インタビュー】世襲という病、裏金という腐敗

【インタビュー】自衛隊の安定的な運用に貢献する防衛産業は「第4の自衛隊」

【インタビュー】「日大改革を妨げている林理事長〝忖度〟マスコミ」

佐高信 vs. 福島みずほ「家父長制への回帰を望む自民党は許せない」

特ダネ記者「放言座談会」

【著者インタビュー】『旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録』

【インタビュー】マスコミ批判の源流は「新左翼系総会屋雑誌」