ZAITEN2023年11月号
【企業倫理を問う!】
大王製紙「拭けば拭くほど汚くなるティッシュ」
カテゴリ:クレーム・広報
大手製紙メーカーの一角を占める大王製紙は、家庭紙「エリエール」が主力ブランドだ。
エリエールは、トイレットティシュー、キッチンペーパー、ティシューペーパーなどさまざまな商品を展開している。
そんなエリエールについて読者からメールが届いた。
〈メガネを使っている私は、定期的に水でメガネを洗います。いつものようにメガネを洗い、水滴を取るためエリエールのティッシュでメガネを拭いたら透明な膜のような汚れがつき、びっくりしてしまいました。
せっかく洗って綺麗にしたにもかかわらず、拭けば拭くほど汚れていくだけでした。メガネを拭けないのは、不便ですし、とても納得いきません。別のティッシュを用意しろということなのでしょうか〉(読者からのメール)
読者が指摘するエリエールのティッシュは「エリエール プラスウォーター」のことだ。
大王製紙のホームページを見ると、「メガネを拭くと、油膜のようなものができる可能性があります。これはティシュー自体に配合した保湿成分の影響です。油膜は水で洗い流していただくと、元に戻ります」とあった。
エリエール プラスウォーターで拭いたことでできる油膜は水で落とせることは分かった。では、その濡れたメガネはどうすれば良いのか。
そこで、読者のメールについて、次の2点を大王製紙に問い合わせた。
.....続きはZAITEN11月号で。
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