ZAITEN2024年02月号

【企業倫理を問う!】

東京メトロ「乗客が困惑する破れた広告」

カテゴリ:クレーム・広報

 電車の中に賑やかに並ぶ中吊り広告は、日本ならではの光景だ。通勤通学で毎日目にする人が多い中吊り広告は、上手く活用すれば訴求効果が高く、また社会への影響も大きい。  そんな中吊り広告に関するメールが読者から寄せられた。

〈先日東京メトロを利用した時のことです。乗車すると、鮮やかなピンクや黄色の中吊り広告が目に入ってきました。目をひく派手な色の広告なのですが、なぜか破れていました。  

 酔っ払いか子どものいたずらかと思い驚きましたが、一車両全てこの破れた広告が掲載されており、やっとデザインだと理解しました。乗車客の目をひきたかったのだと思いますが、悪目立ちしているだけで、何を伝えたいのかよくわかりませんでした〉(読者からのメール)

 読者が指摘する中吊り広告は、11月13日~19日の7日間、東京メトロ全9路線で広告ジャック車両を運行した東京メトロの広告だった。  


......続きはZAITEN2月号で。

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