ZAITEN2024年04月号
松本人志騒動〝ぶっちゃけ〟トーク
特ダネ記者「放言座談会」
カテゴリ:インタビュー
A 2023年の暮れにエンタメ業界のみならず、日本社会を震わせたダウンタウン・松本人志の性加害疑惑は、いよいよ法廷闘争へとステージを移す模様です。
B 年を跨いで7弾まで続いた『週刊文春』によるキャンペーンはひとまず一旦終了のよう。無論法廷闘争となれば、ほかのメディアや媒体はその様子を逐一追いかけていく展開になるでしょう。
C 年明け早々に文春を訴えることを宣言し、活動休止を発表した松本人志。その後は音沙汰がなかったため、一部では「訴えを取り上げたのでは?」と疑われていたが、3月28日に東京地裁で第1回口頭弁論を行われると報じられたな。
D 約1カ月間の松本の沈黙は、宣言通りの訴訟の準備と見られていますが、どうもそれだけではないようですね。
A 本誌3月号でも特集が組まれていた吉本興業経営の動向に対して、どうやら松本も不信感を募らせていたとか。
D 業界内では「岡本昭彦社長は松本を見限った」とか「松本を〝老害〟とみなす関係者が増えた」とする見方が各方面で広まっているようです。
C 吉本は今回の件で松本に対して明らかに消極的だ。訴訟に協力する素振りも見えず、松本が訝しがるのは無理もない。
B 「平成の天才」の突然の活動休止にバラエティ業界を中心に〝ポスト松本〟も注目されていたようですが。
D 吉本芸人で言うと千鳥、かまいたちが有力候補ですが、すでに一定程度の人気があり、逆に言うとすでに使われ過ぎて、華がない上に見飽きた感も強い。性加害疑惑と別にして、吉本としては「秘密兵器」がないというのは痛いところですね。
A 裁判がはじまれば、その進捗が報道の中心になると思いますが、どう展開していくかが注目されるでしょう。
......続きはZAITEN4月号で。