ZAITEN2024年06月号

ZAITEN SIGHT

みずほ銀行〝顧客軽視〟で出向先の現場は大混乱

カテゴリ:事件・社会

 みずほ銀行の、ある制度の突然の廃止によって現場関係者が混乱している。  

 突如廃止されたのは「斡旋出向制度」と呼ばれる制度。この制度は、50~55歳の課長~部長・支店長クラスの役職者の希望者を取引先等の外部企業に出向させるというもの。出向扱いは1年程度で、最終的には出向先企業に転籍し、65歳まで役員等を務めることが多いという。  

 現在、出向先に転籍しているあるOBは焦りを滲ませる。 「60代になっても後任の連絡がなく、問い合わせてみると制度自体が廃止されたというから驚いた。廃止の理由は明確にしなかったが、退職者が増加したことで、制度が維持できなくなったようだ」

......続きはZAITEN6月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

国交省幹部「パワハラ処分非公表」で〝天下り〟

金融庁「三菱UFJ・みずほ〝泥棒銀行〟」に弱腰のワケ

日本自転車競技連盟「我田引水」の〝負のレガシー〟

【特集】日本公認会計士協会という「虚妄組織」

【特集】垣内会長を悩ませる「パワハラ疑惑裁判」

井川意高の時事コラム『どの口が言う‼』15 「オールドメディアは偏向報道ばかりだ」

調剤大手アインと大阪維新の〝裏口入札〟癒着

パーキンソン病介護施設大手「サンウェルズ」が非常事態

毎日放送社員が「絵画売買仲介」の副業でトラブル

みずほ「開業ゴリ押し病院」大赤字の無責任