ZAITEN2024年06月号
あきれた経営陣! 今月の醜聞重役「第16回」
社内・OBから大顰蹙 女性社長を傀儡に強権院政
カテゴリ:クレーム・広報
今年4月1日付で日本航空(JAL)の新社長に就任した鳥取三津子。JALでは女性初、客室乗務員(CA)出身初、短大出身初と〝快挙〟尽くしが話題となったほか、事実上吸収合併された日本エアシステム(JAS)出身という点でも異例の人事となった。
一方、前社長の赤坂祐二は代表取締役会長に就任。代表権を持った会長就任は「事実上の院政」と社内から顰蹙を買っていることは、本誌4月号の特集「JAL〝ニセJAL〟鳥取社長誕生『赤坂院政』で権力闘争再燃」で既報の通り。
この報道は社内、関係者の間でかなり反響があった模様だ。 「4月号のJAL特集はまさに的を射た内容でした。赤坂は客室本部、整備本部以外の人材は〝人に非ず〟といった扱い。知見も経験もないCAや整備士出身者を地方の支店長等に抜擢している。CA、整備士出身者は勘違いしはじめ、一方で虐げられている事務方や営業関連会社出身者のモチベーションは墜落寸前の下落ぶり。赤坂の専横によって、社内は分裂状態です」(同社関係者)
......続きはZAITEN6月号で。
関連記事