ZAITEN2024年08月号
【企業倫理を問う!】
TSUTAYA「顧客の問い合わせ電話を〝ガチャ切り〟」
カテゴリ:クレーム・広報
〈私は東京都に住んでいるのですが、地方に住む母から「代官山の蔦屋が母の日のキャンペーンで本と『フェイラー』のハンカチのセットを販売しているから買ってきてほしい」と頼まれました。
数量限定とあったので、念のため在庫確認の電話をしました。店舗代表電話に出た女性は、最初から面倒そうに対応し、キャンペーンの詳細もあまり把握していない様子でした。なんでキャンペーンの問い合わせで、こんな塩対応をされるのかと思っていたら、挙句の果てに、「現場の担当者に確認する」と言って保留にした後、突然電話を切られてしまいました。
代官山店が行っているキャンペーンなのだから売り場の担当者でなくても概要を把握するのは当然であるし、客の問い合わせに対し、もう少し親切に対応してもいいのではないでしょうか〉(読者からのメール)
読者からのメールにあった代官山蔦屋書店の企画は、母の日の特別企画として、4人の作家が母に贈りたい泣ける物語」をテーマに書き下ろしたオリジナル小説『My DEAR MOM』を、フェイラーのハンカチとセットで販売するというものだった。 編集部は、読者のメールをもとに代官山蔦屋書店を運営しているカルチュア・コンビニエンス・クラブに以下、質した。
①このような声があることを把握しているか
②客からの問い合わせマニュアルや教育方針などはあるか
③店舗のキャンペーンを店舗スタッフ内で共有するなど行っているか
④今回の代官山蔦屋書店の対応をどう考えるか
......続きはZAITEN8月号で。
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