ZAITEN2024年12月号
大幸薬品社内中枢に忍び寄る「謎の中国系株主」
カテゴリ:企業・経済
東証プライム上場の大幸薬品の大株主として、近年突如として出て来る名前が複数ある。
まず、英領バージン諸島が拠点の「サイノーリッチーズ(SINO RICHES)」。上場会社の株式を5%以上取得した場合、大量保有報告書を内閣総理大臣宛に提出しなければならない、いわゆる「5%ルール」に基づき新規提出したのが2018年1月で、一時は8%台まで増やしたが、その後は5%前後を常に持ち続けている。現在の保有割合は4・69%。
同じく英領バージン諸島を拠点とする「キングワールドメディスンズヘルスマネジメント」も、 23年8月に「政策投資」を目的に大量保有報告書を新規提出し、今では6・42%を保有している。
......続きはZAITEN12月号で。
関連記事