ZAITEN2025年01月号

〝人命軽視〟の異常性が垣間見えた

ニコン「重大案件の事実確認すら無視する軽薄対応」

カテゴリ:クレーム・広報

従業員の死亡に対する事実確認の取材を意図的に避けるような広報対応には、 組織的な〝人命軽視〟の異常性が漂う―

 本誌今月号では、特集「労基署の本当の実力」のなかで光学機器メーカーのニコンを取り上げた(詳細は20頁を参照)

 ニコンに対して事実確認の質問事項をまとめて、同社ホームページの問い合わせフォームから連絡したものの、期日までに連絡はなかった

 そのため、代表電話に架電し、電話口の担当者に事情を説明して、マスコミ対応の担当部署に取り次いでほしい旨を伝えたが、〈代表電話からは個人にしか取り次げない〉と断られてしまう。普段、マスコミからの問い合わせについてはどのように対応しているのかと尋ねると、
〈取材の依頼ですか?〉と逆に質問してくる始末......。

......続きはZAITEN1月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

東京メトロ 食事のマナーが悪い動画を垂れ流す車内広告

カゴメ 消費者の声を軽視するトマトジュースの〝取れない〟ストロー

KDDI「しつこい勧誘電話」を放置の顧客軽視

食べログ(カカクコム)「Wスタンダード」の欺瞞ガイドライン

日本郵便「本誌取材で法律違反を認めて謝罪」

いなば食品 退職役員の「個人情報」を暴露する異常性

あきれた広報実話大賞(第11回)武田薬品工業 ジャパンコミュニケーションズ

スターバックス「話題先行の環境配慮」に現場はパニック状態?

スターバックス「事実上の回答拒否」

メルカリ「利用者の個人情報削除請求を拒否」無責任対応