ZAITEN2025年02月号
ドン・ファン事件無罪判決で訴訟に震える某週刊誌 マスコミ業界深層裏話、芸能界ヤバい大麻汚染疑惑
特ダネ記者「放言座談会」
カテゴリ:インタビュー
A 他業界同様、マスコミ業界も師走の忙しさに追われていますが、各社各記者大慌てになっていたのが、12月12日に一審判決が下った〝紀州のドン・ファン事件〟についてです。
B 〝紀州のドン・ファン〟の異名で呼ばれた和歌山県の資産家である会社社長に覚せい剤を摂取させ、殺害したとされた元妻が殺人などの罪に問われていた裁判ですが、まさかの無罪判決。
D 特に推定有罪の内容でこれまで記事を書きまくっていた某週刊誌では、社内の関係者が判決を受けて顔面蒼白の有様だとか。
C 判決が出た当日に編集幹部と法務部が集まり、今後の対応について協議したようだ。
B 無罪判決を受けた元妻がこれまでの報道について訴えてきた場合、立て続けに負けまくる可能性に戦々恐々のようですね。
A どこの週刊誌も基本はポジショントーク。今回のように訴訟で白黒付けられると、反対の論陣に立っていた媒体は一気に追い詰められる可能性が高いです。
B ポジショントークといえば、少し前に業界内で話題になった日経新聞女性記者のストーカー不倫騒動事件。交際相手で事件の被害者とされる築地の男性記者が、実はとんでもない卑劣漢と暴かれて、女性記者に同情的な記事が目立っていたのが記憶に新しいですが、進捗があったようですね。
C 事件そのものは不起訴になった。男性記者は当初大阪社会部への異動の予定だったが、護国寺の媒体が女性記者に対する暴行写真などを報じた結果、社内では庇いきれなくなったようだ。
D 結局、この男性記者は「業務支援連携センター」なる部署に異動することが決まったとのことです。
B 過去には他社媒体で報道されていますが、同部署は、社内では「中高年記者の追い出し部屋」とされています。
C 身から出た錆だが、こうなってくると近々退職というのが濃厚だろうな。
あの人の仕事場
A 某報道機関でも男と女の話題で盛り上がっているようです。 C 数年前に大誤報を出して社長が謝罪したところだな。ある支局では「社内の誰それと誰それが不倫している」といった怪文書が飛び交っているそうだ。
B 一方で、この手の怪文書が回る社内の雰囲気に嫌気が差した優秀な記者が続々と泥船からの離脱を試みているという話も。
......続きはZAITEN2月号で。