ZAITEN2025年02月号

金融庁「トラブルメーカー・片山さつき」に迷惑顔

カテゴリ:政治・国際

「永田町のトラブルメーカー」元地方創生担当相で参院議員の片山さつきの動向に、金融庁が神経を尖らせている。自民党金融調査会長でありながら、これとは別に2024年6月、地銀や信金などを後押しする議員連盟を立ち上げた。背景には同党郵政族に対抗する勢力として「地方金融族」を結集し、自らの政治的影響力を高める思惑があるとされる。  日本郵政を巡っては、元総務副大臣らによる「郵便局の新たな利活用を推進する議員連盟」(郵活連)が、慢性赤字の郵便事業を救済する狙いから日本郵政と傘下の日本郵便の合併を提唱。日本郵便が多額の業務委託手数料を享受し続けるために、日本郵政が金融2社(ゆうちょ銀行とかんぽ生命)の株式を持ち続けられるようにする郵政民営化法改正を画策している。

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