2021年05月号
みずほ「佐藤会長vs.坂井社長」で沈没の必然
「魚は頭から腐る」。このメガバンクに幾度となく冠してきた慣用句だが、もはやみずほに“頭”はないのかもしれない。3度目のシステム障害を引き起こす一方、経営は新旧トップの内紛に明け暮れている。度し難きその内実とは――。
ZAITEN2021年05月号みずほみずほ銀行佐藤康博坂井辰史石井哲藤原弘治
関電工「部下の在宅勤務を禁止するパワハラ役員」内部告発
本誌「ZAITEN」2021年4月号で掲載した「関電工のパワハラ役員」についての情報募集――。豈図らんや、途端に複数の情報が寄せられた。特別顧問として、菅義偉首相の“お友だち”山口学氏がいまだ君臨する東京電力協力会社の度し難いパワハラ放置の実態とは……。
ZAITEN2021年05月号パワハラ仲摩俊男山口学東京電力関電工飯田暢浩
2021年04月号
パレスホテル「4代目若社長」を襲うコロナ禍
東京・大手町の旗艦ホテルのリニューアルから9年。高級路線に切り替え、ラグジュアリーホテルに変貌したパレスホテル東京だが、当然ながらコロナ禍が直撃。無為の同族支配の記憶が蘇る――。
ZAITEN2021年04月号コロナパレスホテル
【特集】「経団連」はもういらない!
就任当初は、久方ぶりの「大物財界総理」と持て囃された経団連会長の中西宏明。しかし、リンパ腫を発症してからは精力的な財界活動はままならず、リモート会見で〝怪気炎〟を上げるのが精一杯の状況だ。そんな中西を見かねて、経団連内部では「ポスト中西」を見据えた蠢動も起きているという。しかし、待て。不運とはいえ、会長が〝病欠〟を続けていられるのは、経団連の存在がいかに軽いかという証左でもある。叙勲をはじめ、「一流財界人の仲間入り」の虚飾しか〝効用〟のない経団連など、もう時代の使命を終えている――。
ZAITEN2021年04月号中西宏明日立経団連
菅政権に睨まれた「KDDI」に再編の波
菅政権が掲げる携帯電話料金の値下げ圧力にNTTドコモ、ソフトバンクが恭順の意を示す中、社長の高橋誠が噛みついたKDDI。しかし、時の政権に抗し切れるはずもなく、すぐさま白旗を上げたが……。
auKDDINTTZAITEN2021年04月号ソフトバンク武田良太田中孝司菅政権菅義偉高橋誠
コロナ禍企業を弄ぶ「メガバンク」の強欲
晴れの日に傘を貸し、雨になったら取り上げる――というのは、銀行の“性”だが、コロナ禍がこれほどの状況に至ってもその姿勢は変わらないどころか、生かさず殺さずの“ハイエナビジネス”の様相も―。
ZAITEN2021年04月号コロナメガバンクリンガーハット三菱UFJ日本政策投資銀行
日本ペイント田中正明社長「恩返し」の情実
産業革新投資機構社長を大騒動の末、わずか3カ月で退任した後、日本ペイントHD会長に転じた三菱UFJFG元副社長の田中正明。昨年からは社長も兼務するが、同社の財務には〝異変〟が起こっている。
M&APwCZAITEN2021年04月号ウットラム三菱UFJ日本ペイント田中正明
三井住友トラスト「日興アセット」パワハラ黙認
本誌2021年2月号で報じた資産運用会社、日興アセットマネジメント幹部たちによる女性蔑視やパワハラ行為の数々。しかし、親会社の三井住友トラストはただ手を拱いているばかりのようだ――。
ZAITEN2021年04月号ハラスメント三井住友トラスト日興アセット
ZAITEN2021年3月号
黒田バズーカの混乱は必然だったのか 「政治主導」で漂流する日銀
もはや「出口」を見失ったかのような様相を呈する黒田日銀の異次元緩和。苦難が予想される中、金融政策はどこへ進むのか、その攻防の歴史について『ドキュメント 日銀漂流―試練と苦悩の四半世紀』の著者であるジャーナリストの西野智彦氏に話を聞いた。
日本銀行日銀日銀漂流
三菱UFJで続く「半沢直樹なき暗闘」
クリスマスイブに発表された半沢淳一次期頭取の抜擢人事。会長の平野信行と現頭取、三毛兼承の暗闘は〝痛み分け〟に終わったかに見えるが、然に非ず。傍流の両者の抗争は老醜を晒しながら、次の局面に向かう。
MUFG三毛兼承三菱UFJ半沢淳一平野信行
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ZAITEN2024年12月号 2024年11月1日発売 ¥1,100(税込)
バルカー「36歳社長世襲直後」に発覚した2億円不正
タマホーム「坊っちゃん社長」の広告費独断使用疑惑
ドミノ・ピザ「閉店ドミノ現象」
日本カストディ銀行・土屋社長「不正問題公表」にどよめき
【あきれた経営陣! 】メイテック「國分 秀世社長」