企業・経済

2020年12月号

日本取引所JPX清田CEOに「クビ」の必罰

10月1日、全銘柄が終日売買停止という前代未聞のシステムトラブルを引き起こした東証。しかし、親会社JPXトップの清田瞭は利殖スキャンダルに塗れる有り様。今度こそクビが危ない。

JPXZAITEN2020年12月号日本取引所グループ東証清田瞭

2020年12月号

JTB「GoToトラベル」でライバルに嫌がらせ

まさに〝火事場泥棒〟というに相応しい。コロナ禍を受けたGoToトラベルキャンペーンだが、その予算を恣にしているのが旅行業界盟主のJTB。果ては、ライバル社潰しにまで使う悪辣ぶり。

GoToJTBZAITEN2020年12月号国交省観光庁

2020年12月号

GoTo混乱で観光庁長官「処分」に菅首相の人事介入

GoToZAITEN2020年12月号国交省経産省観光庁

2020年12月号

三菱商事を引きずり込む「三菱自動車」の泥沼

三菱商事が、業績不振の三菱自動車のせいで、総合商社トップの座から陥落しようとしている。三菱自は今期、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって巨額赤字を計上する見通しとなり、経営は危機的な状況だ。アライアンスを組む日産自動車とルノーも同様に業績不振に苦しんでおり、三菱自の支援どころではない。そこに三菱自を長年にわたって引っ張ってきた元会長の益子修が8月に死去したことで、社内の分裂は一段と深刻になっている。三菱自プロパー社長の加藤隆雄はリストラばかりに熱心で、「リーダーシップの欠片もない」と社員も呆れ顔で、再建は見通せない。三菱自への肩入れを続ける三菱商事を巻き込んで「共倒れになる」との観測も現実味を帯びてきた―。

ZAITEN2020年12月号三菱商事三菱自動車倉橋政嗣加藤隆雄垣内威彦戸出巌

2020年12月号

みずほFG「20年」の奈落の底

今年9月、統合から丸20年を迎えたみずほFG。しかし、飛び交うのは〝暗い話〟ばかり。そんな中でも、社長の坂井辰史は来年就任予定の全銀協会長職に喜色満面というから、救いがない―。

ZAITEN2020年12月号みずほフィナンシャルフループみずほ銀行佐藤康博坂井辰史

2020年12月号

三菱UFJ平野会長「経団連会長獲り」の仰天

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の〝天皇〟として行内で〝恐怖支配〟を敷いてきた平野信行会長が、新たな権力の座を奪取しようと蠢き出した。そのポストとは経団連会長という……。どういうことか。

MUFGZAITEN2020年12月号三毛兼承三菱UFJ平野信行

2020年12月号

NEC「復活」のフェイクニュース

NTTとの提携などを受けて「電電ファミリーの長男坊」NECが、仮初の活況を呈している。菅政権によるデジタル特需の期待も膨らむが、度重なるリストラに呪われた会社に復活の目はない。

NECZAITEN2020年12月号松橋郁夫遠藤信博

2020年12月号

焼きが回った日本製鉄の「無策経営」

新型コロナ禍のドサクサで目立たなかったものの、第1四半期で420億円の赤字決算を計上した日本製鉄。その本質は著しい国際競争力低下と、馴れ合いに堕した歴代トップたちの〝無能経営〟にある―。

ZAITEN2020年12月号右田彰雄呉製鉄所宗岡正二宮本勝弘日本製鉄橋本英二進藤孝生

2020年11月号

三菱商事 垣内社長「異形の独裁」経営

2016年3月期の初の赤字転落の衝撃の中で社長就任を余儀なくされた三菱商事の垣内威彦。「総合商社首位の絶対死守」を公約に掲げ、20年3月期も決算会計の妙手で、追い上げる伊藤忠商事を出し抜き、辛くも首位を守り切った。しかし、商事内部では、「飼料部門出身」を殊更に強調する、垣内の珍奇なパーソナリティに由来するとされる〝恐怖政治〟が横行。近臣を重用し、女性秘書ですら異例の栄達に浴する一方、役員までが「物言えば唇寒し」の体で垣内に戦慄する有り様という。新型コロナウイルス禍にも即応できず、21年3月期は首位防衛にも暗雲が垂れ込める。果たして「丸ノ内の紳士企業」で何が起こっているのか――。

ZAITEN2020年11月号三枝則生三菱商事中西勝也伊藤忠佐々木幹夫吉田真也垣内威彦増一行小島順彦小林健村越晃松永愛一郎高岡英則鴨脚光眞

武田薬品で始まった「高額退職金リストラ」

武田薬品では、経営不振企業と変わらないリストラが進められているらしいが――。

ZAITEN2020年11月号クリストフ・ウェバーリストラ岩崎真人武田薬品

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