菅政権は「竹中平蔵直伝の"政商"内閣」だ
郵政民営化を強行した小泉政権の下で、総務大臣と副大臣をともに務めた“師弟関係”の竹中平蔵と菅義偉。それから約15年、首相菅が通謀するのは、やはり竹中を置いて他にはいない。国民生活が危機に晒されようとしている。
ZAITEN2020年11月号アベノミクス成長戦略政商植草一秀構造改革水道民営化竹中平蔵菅政権菅義偉
「聖路加国際病院」乗っ取りを図る"立教人脈"
故日野原重明医師が超一流のブランド病院に育て上げた聖路加国際病院が内紛に揺れている。立教大出身の糸魚川順理事長は、15年間院長を務めてきた福井次矢医師の追い出しを画策。さらに立教OBの監事の再任問題も浮上するなど、聖路加は混迷を深めている。
ZAITEN2020年11月号日野原重明立教聖路加国際病院
【無料公開】さらば!安倍晋三
第2次安倍晋三政権が発足し実に7年半もの時間が流れた。「民主党政権よりマシ」と国民はこの政権を許容し続けてきたが、結果はどうだったか――。アベノミクスの勇ましい掛け声とは裏腹に国民生活の向上は実感できず、「日本を取り戻す」どころか、北方領土交渉は後退し、トランプには尻尾を振り続ける始末。片や、「福島原発はアンダーコントロール」と吹いてまで招致した東京五輪は開催すら危ぶまれる。そればかりか、制御不能のアッキー問題、そしてお友だちへの優遇……と前代未聞の醜聞が出るわ出るわの7年半だった。もう、ウンザリだ。ウソに塗れた「史上最低宰相」安倍晋三、一刻も早く目の前から消えてくれ!
ZAITEN2020年08月号安倍政権安倍昭恵安倍晋三
武田薬品「そして、誰もいなくなる」
昨年1月、アイルランド製薬大手シャイアーを6兆円超で買収、悲願の「メガファーマ」入りを果たした武田薬品工業。ところが、現下の有利子負債は5兆円を超え、次々に資産を手放し、果ては「アリナミン」ブランドを抱える大衆薬部門まで売却することに……。それでもなお、社長のクリストフ・ウェバーがトップに居座っていられるのは、資産売却で得たカネでステークホルダー(利害関係者)たちを黙らせてきたからに他ならない。しかし、売り払うものがなくなった今、ウェバー武田は高額退職金をエサに社員たちの大規模リストラに着手した――。青目経営陣に、その走狗となる日本人役員たちに徹底的に破壊された、かつての無借金企業、武田の惨状をレポートする。
LIXILZAITEN2020年10月号アリナミンアンドリュー・プランプクリストフ・ウェバーコスタ・サルウコスシャイアーゼネラル・エレクトリックナイコメッドノバルティスブラックストーンポール・チャップマンミレニアムリュープリン丸山哲行和光純薬工業坂根正弘富士フイルム岩崎真人志賀俊之日産武田薬品藤森義明長谷川閑史関篤史
34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44
ZAITEN2025年6月号 2025年5月1日発売 ¥1,100(税込)
レゾナックHD〝Gパン髙橋社長〟の張りぼて改革
Meiji Seikaファルマ「コスタイベ不調」の不都合な真実
キヤノン「1651億円減損」の悲鳴
農林中金「奥退任」でも〝院政支配〟の言語道断
【特集】考察!「みずほ銀行金庫泥棒事件」はなぜ起こったか