はるやま

2022/06/01

【特集】迫る「株主総会」逃げる経営者たち

出ずに済ませるものだったら、出ずに済ませたい――。すべてとは言わないまでも、上場企業の経営者にとって、株主総会はできるものなら出席したくない年に一度の〝儀式〟である。それもそのはず。普段は社長の椅子で踏ん反り返るトップが、個人株主から頓珍漢な質問を受けるのはまだしも、財務諸表を読み込んだ株主からネチネチやられるのはご免蒙りたい心境だろう。しかし、経営者にとっては朗報というべきか、総会のデジタル化が進み、質問へのハードルは上がっている。とはいえ、総会で発言するのが株主のすべてではない。昨今はアクティビスト(物言う株主)たちが、株価動向や経営効率に鈍感な企業を、目を皿にして物色している。3月決算企業の株主総会が集中する6月に本誌が送る「現代の株主総会」をお読みいただきたい――。

ZAITEN2022年07月号、はるやま、テレビ東京、バーチャル総会、ユーグレナ、中国銀行、光通信、武田薬品、AOKI、ZHD

2021/06/25

《特報》はるやま社長「不正疑惑の義弟」に1500万円コンサル料

創業家の「お家騒動」に揺れる紳士服大手のはるやまホールディングスで、6月29日の株主総会直前に新たな疑惑が浮上した。法令順守(コンプライアンス)違反で自主退職したとされる治山正史社長の義弟が代表を務めるコンサルティング会社に対し、昨年度に同社から1500万円が支払われていた。現在発売中の本誌「ZAITEN」2021年7月号(6月1日発売)では、この義弟によるはるやま在籍時の不正疑惑を、同社が調査せずに放置したことを報じている。社員の不正疑惑をうやむやにするだけでなく、その社員の会社とコンサル契約まで結ぶというおおよそ上場企業としてはありえない事態である。トップとして治山社長は説明責任を果たす必要がある。

はるやま

2021/06/01

【特集】愛と裏切りの「株主総会」

株主と経営陣が唯一対峙する場、それが「株主総会」である。しかし日本企業では長く、如何に株主総会を〝シャンシャン〟で終わらせるかが、経営者の力量のメルクマールとされてきた。しかし、アクティビスト(物言う株主)の台頭でそのような総会の光景も一変しつつある。図らずもそれを露呈したのが、かつての名門企業で、いまや国策の具に堕した東芝の総会に他ならない。超名門企業から地方の一族経営企業まで、株主総会の裏側を追った――。

IRジャパン、MBO、TOB、ZAITEN2021年07月号、はるやま、アクティビスト、天馬、太田洋弁護士、日本アジアグループ、村上ファンド、東芝、株主総会、物言う株主

ZAITEN 2024年12月号

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2024年11月1日発売 ¥1,100(税込)

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