メガバンク

2021/04/01

【特集】みずほ「泥船沈没」の壮絶現場

かつて、みずほ銀行広報は本誌に「旧行内紛などでっち上げだ!」と豪語した――。それから10年弱。確かに、旧行内紛は次の次元「旧日本興業銀行主流派vs.非主流派」という旧興銀勢同士が相食む構図になったようだ。しかし変わらないのは、ほぼ10年周期に「システム障害」を引き起こす預金者・取引先不在の経営である。そして、今、その病身を新たな病理が蝕んでいる。「行員を人と思わない」粛清の経営だ。自然減、働き方改革などと甘言を弄して首脳部が「1万9000人リストラ」をテーゼに掲げる真意は、“不要な者”たちは船を降りて海に飛び込め、ということに他ならない。結果、みずほの現場は各行員が自らの生存に汲々とする「万人の万人に対する闘争」といった様相を呈しているようだ。だが、そのみずほそのものが〝泥船〟であることはもはや明白――。泥船沈没の壮絶現場を報告する。

ZAITEN2021年05月号、みずほ、みずほ銀行、システム障害、メガバンク、佐藤康博、坂井辰史、石井哲、藤原弘治、須見則夫

2021/03/01

コロナ禍企業を弄ぶ「メガバンク」の強欲

晴れの日に傘を貸し、雨になったら取り上げる――というのは、銀行の“性”だが、コロナ禍がこれほどの状況に至ってもその姿勢は変わらないどころか、生かさず殺さずの“ハイエナビジネス”の様相も―。

ZAITEN2021年04月号、コロナ、メガバンク、リンガーハット、三菱UFJ、日本政策投資銀行

2020/12/26

三菱UFJ"半沢頭取"誕生の陰で「平野vs.三毛」最終戦争

メガバンク首位の座を三井住友に譲り渡した三菱UFJ。首位奪還に向けて一枚岩になっているかと思いきや、次期頭取を巡って会長の平野信行と頭取の三毛兼承の暗闘が激しさを増しているという―。

MUFG、ZAITEN2021年02月号、メガバンク、三毛兼承、三菱UFJ、亀沢宏規、半沢淳一、平野信行

ZAITEN 2024年12月号

ZAITEN 2024年12月号
2024年11月1日発売 ¥1,100(税込)

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