2021/05/01
【特集】NHK「公共放送」の大嘘
富める者も貧しき者も、全世帯でほぼ一律に徴収されるNHKの受信料。その特権はNHKが「公共放送」であるということを前提にしているのは周知の通り。しかし、国民の多くが果たして、その権利と義務をどれほどまでに意識していることだろうか。NHKを管轄する総務省を〝天領〟とする菅義偉が首相に上り詰めた今、受信料引き下げを巡る永田町・霞が関とNHKの攻防は〝茶番劇〟の度を深める。片や、政権の意向を垂れ流す「国営放送」を求める官邸・政権与党と、職員の待遇を含め特権の温存を図りたいNHK。そのどこに公共放送の真の姿があるというのか。「みなさまのNHK」の虚構に塗れた〝大嘘〟を暴く――。
NHK、ZAITEN2021年06月号、テレビ、公共放送、前田晃伸、板野裕爾、武田良太、総務省、菅政権、菅義偉
2021/03/01
【特集・東京五輪】本当に「アンダーコントロール」なのか
安倍晋三前首相が「アンダーコントロール」と宣言して勝ち取った東京五輪。福島の現状もさることながら、コロナ禍の最中での「医療スタッフの1万人確保」など、とてもアンダーコントロールと言える状況にはない―。
ZAITEN2021年04月号、安倍晋三、東京五輪、橋本聖子、菅政権
菅政権に睨まれた「KDDI」に再編の波
菅政権が掲げる携帯電話料金の値下げ圧力にNTTドコモ、ソフトバンクが恭順の意を示す中、社長の高橋誠が噛みついたKDDI。しかし、時の政権に抗し切れるはずもなく、すぐさま白旗を上げたが……。
au、KDDI、NTT、ZAITEN2021年04月号、ソフトバンク、武田良太、田中孝司、菅政権、菅義偉、高橋誠
2020/12/26
経団連「DeNA南場智子」は"高嶺の花"
女性経営者が少ない日本の経済界。その中で、引く手数多なのがDeNAの創業会長、南場智子だ。中西宏明率いる経団連も副会長にと渇望するが、その陰には、菅政権との微妙な距離感も……。
DeNA、ZAITEN2021年02月号、中西宏明、南場智子、経団連、菅政権
2020/12/01
日銀と財務省が慄く内閣参与「高橋洋一センセイ」
主要国で議論が活発化する中央銀行デジタル通貨。日銀も「デジタル円」で追随する一方で、「今は発行計画なし」と定まらない。背後には、菅政権の内閣参与になった〝かの財務省OB〟が……。
ZAITEN2021年01月号、デジタル円、日銀、菅政権、財務省、高橋洋一、黒田東彦
2020/11/01
菅義偉vs.日本学術会議「もうひとつの暗闇」
批判が批判を呼び、収拾がつかない感のある、菅義偉政権による「日本学術会議」任命拒否問題。 その経緯を紐解くと、第2次安倍政権から連綿と続いてきた政府の「懸案」が見えてくる―。
ZAITEN2020年12月号、日本学術会議、菅政権、菅義偉
2020/10/15
「お雇い英国人」デービッド・アトキンソンの評判
コロナ禍で一気に消え失せた訪日外国人観光客。しかし、それまでは空前のインバウンド需要が到来。そこで俄かに注目されるのが米GS出身のデービッド・アトキンソンなる英国人だが、その評判は……。
ZAITEN2020年06月号、デービッド・アトキンソン、二階俊博、国交省、安倍政権、小西美術工芸社、菅政権、菅義偉
2020/10/01
邪悪な「スガノミクス」新型利権政治の正体
自民党内の派閥力学の結果とはいえ、久方ぶりの〝叩き上げ政治家〟が我が国宰相の地位を掌中に収めた。発足直後の支持率も上々で、菅義偉内閣に対する国民の期待値は高まっているように見えるが、その本質は、前政権とは異なる〝邪さ〟を孕んでいる――。「規制改革」を御旗に掲げるものの、新首相の菅が重用するであろう人物たちを見れば、その意味するところは自ずと明らかになるだろう。小泉純一郎政権を駆って、我が国経済の風景を一変させた竹中平蔵をはじめ、「成長戦略」をダシに、むき出しの縁故資本主義がより強烈な形で我が国を覆い尽そうとしている――。
SBI、ZAITEN2020年11月号、北尾吉孝、和泉洋人、竹中平蔵、菅政権、菅義偉
2020/09/28
スガノミクスに群がる官僚と経営者たち
7年8カ月ぶりの宰相の交代。番頭の官房長官から新首相に就いた菅義偉は安倍晋三前政権の政策の継承を掲げるが、頭が変われば霞が関の勢力図も業界の利権構図も自ずと変わる――。早くも「スガノミクス」を巡る蠢動が始まっている。
SBI、ZAITEN2020年11月号、デジタル庁、デービッド・アトキンソン、パソナ、今井尚哉、佐伯耕三、北尾吉孝、北村滋、和泉洋人、国交省、増田寛也、大坪寛子、安藤久佳、山田真貴子、新原浩朗、日本郵政、森信親、海外交通・都市開発事業支援機構、矢野康治、竹中平蔵、経産省、総務省、菅政権、菅義偉、谷脇康彦、財務省、鈴木康雄、長谷川栄一
菅政権は「竹中平蔵直伝の"政商"内閣」だ
郵政民営化を強行した小泉政権の下で、総務大臣と副大臣をともに務めた“師弟関係”の竹中平蔵と菅義偉。それから約15年、首相菅が通謀するのは、やはり竹中を置いて他にはいない。国民生活が危機に晒されようとしている。
ZAITEN2020年11月号、アベノミクス、成長戦略、政商、植草一秀、構造改革、水道民営化、竹中平蔵、菅政権、菅義偉
ZAITEN 2025年1月号 2024年12月2日発売 ¥1,100(税込)
KADOKAWA執行部「無責任すぎる」現在地
玉木国民民主「高圧経済の壁」
東証インサイダー取引疑惑「職業倫理大崩壊」
IHI「止まらぬ統治不全」
「石破・玉木政権」を襲う日本版トラス・ショック