2021/02/01
【特集】コロナに笑う「便乗企業」
国際通貨基金(IMF)が日本の2020年の実質国内総生産(GDP)は5・3%のマイナスになると予測するなど、新型コロナウイルスの感染拡大により深刻なダメージを受けている日本経済。1月には政府が11都道府県に向けて緊急事態宣言を発令し、飲食店への営業時間短縮要請と外出自粛要請を行ったが、これにより自主廃業に追い込まれる飲食店もあることが連日報じられている。しかし、このコロナ禍がむしろ「恵みの雨」となっている企業も一部ではあるが存在する。消費者の不安心理を突き、あたかも「コロナに有効である」かのように購買意欲を煽る企業はまさに「火事場泥棒」と言える――。
ZAITEN2021年03月号、コロナ
【特集・コロナ便乗企業】コロナ禍で増える消費者庁案件
新型コロナの猛威が世界を襲った2020年、感染予防のための消毒液やマスクが市場から一時消え、これらを扱う企業に注文が殺到したことは多くの人が知るところである。だが、新型コロナの恩恵を受けたのは感染予防グッズを扱う企業だけではない。
ZAITEN2021年03月号、コロナ、消費者庁
【特集・コロナ便乗企業】「ウイルス除去」を謳う脱法スレスレ企業
コロナ禍で相次いで「ウイルス除去」を謳い始めた各社の布用消臭スプレー。しかしこの時期に狙いすましたかのように表示を変更しておきながら「新型コロナは念頭にない」とは、あまりに消費者を馬鹿にしていないか――。
P&G、ZAITEN2021年03月号、コロナ、シャープ、ライオン、花王
【特集・コロナ便乗企業】大幸薬品「雑貨」で逃げるインチキ商法
「クレベリンは雑貨だから効果、効能は謳えない」と意気揚々とメディアで語るのは大幸薬品の柴田高社長である。トップ自らがインチキ商法をひけらかし、開き直るような企業は許されない――。
ZAITEN2021年03月号、クレベリン、コロナ、企業倫理、大幸薬品
筑波大学「独裁学長」から届いた"呆れた抗議文"
既報の記事の内容を巡り、筑波大学から抗議文が届いた。一方的に記事の内容を「虚偽」と主張するもので、訂正記事および謝罪広告を求めるという。言いがかりも甚だしいので、急遽誌面反論を行う―。
ZAITEN2021年03月号、永田恭介、筑波大学
【特集・コロナ便乗企業】小林製薬「意図的に誤認を煽る」有害広告
意図的に「優良誤認」広告を展開する小林製薬。2017年にはがん患者を愚弄する広告で非難を浴びたが、新型コロナ禍の今でもその低劣な企業体質は変わらない。悪質な広告は規制されるべきである――。
ZAITEN2021年03月号、コロナ、企業倫理、小林製薬
JR東日本「附属病院で大量リストラ」の異常
JR東京総合病院を運営するJR東日本が医師の大量解雇に踏み切った。しかし、同院に医師を数多く派遣する東大医学部は怒り心頭。研修医を全員、引き揚げると通告した。JR東の幹部は病院を存続させる気はあるのか―。
JR東日本、ZAITEN2021年03月号
JRA「無観客競馬」なのにCMは"3密"
JRA(日本中央競馬会)と言えば、1度目の緊急事態宣言が出される前の昨年2月末から、コロナ感染予防のための無観客競馬を積極的に実施するなど、ことコロナ対策に関しては〝優等生〟で、的確な対応を行ってきた印象があった。しかし、それはイメージに過ぎなかったのかもしれない。
CM、JRA、ZAITEN2021年03月号、クレーム、コロナ、企業倫理、広報
老母とお誕生日会「安倍家のキモい素顔」
一冊の本の出版を報じた気味の悪い広告が全国紙に躍った。その本のタイトルは『安倍家の素顔』。陳腐な内容以上に呆れるのが、グロテスクな家族写真を衆目に晒す安倍家の感覚である。
ZAITEN2021年03月号、安倍家の素顔、安倍寛信、安倍晋三
ヒューリック"無謀"病院計画を「松井一郎」がゴリ押し
旧富士銀行出身で元みずほ銀行副頭取の西浦三郎会長の下、銀行を見返せとばかりに進撃一辺倒の大手不動産、ヒューリック。同社が大阪市の市有地を高値掴みし、医療法人を焚きつけて大病院を含む複合施設を建設する計画が地元医療界の猛反発で暗礁に乗り上げている。
ZAITEN2021年03月号、ヒューリック、大阪、大阪維新、松井一郎
ZAITEN 2025年5月号 2025年4月1日発売 ¥1,100(税込)
ティファール「非常識に尽きる 社名を名乗らない代表電話」
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